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第27回国際磁気共鳴医学会議 小野 健太郎

5/11〜16の期間にカナダのモントリオールで開催された第27回国際磁気共鳴医学会議に参加する機会を頂いたので、ここに報告させていただきます。

モントリオールはカナダでは人口・経済規模で第二の都市です。かつてフランス領だった名残から第一言語はフランス語なのですが、多言語を話せる人も多くほとんどのお店では英語だけでも十分に通じました。
ISMRMの会場があるモントリオール旧市街では、お洒落な石造りの建物や石畳が広がるロマン溢れる旧ヨーロッパ調の街並み 、道行く馬車、緻密な装飾が施された教会など異国情緒を存分に味わうことができました。


学会会場では機器展示やポスター発表などを見て回りました。フィンガープリンティングやシンセティックMRI、MRエラストグラフィなどの新しい撮像技術や、AIに関連したモーションアーチファクト軽減や病変検出といった応用技術など、放射線科領域における様々な最新技術を垣間見ることができました。特にAIについてはこれからどうなっていくのか興味があったのですが、まだまだ人間に取って代わりうるものではなさそうでした。とはいえこれから先に実用的なツールとして少しずつ現場に出てくると思うので、常にアンテナを張っておきたい分野だと感じられました。


学会参加以外の空き時間では、観光スポットを見て回ったり、同行させていただいた先生方と共に食卓を囲み楽しい一時を過ごしました。モントリオールのシンボル的存在であるモンロワイヤル公園にも足を運んでみましたが、綺麗に整備されたメープルの林を散策するのは非常に心地よいものでした。そこでは生まれて初めて野生のリスを見たのですが、想像していたよりもずっと大きくてごわごわしていました。
また、モントリオールを発祥の地とするシルク・ドゥ・ソレイユの観劇にもつれていっていただきました。私は観るのは初めてでしたが、独特で幻想的な世界観や、鍛錬に鍛錬を重ねたであろう演者の一挙手一投足にすっかり夢中になってしまいました。是非また観に行きたいと思います。


今回の学会参加では、最先端の技術に触れてその膨大さにやや圧倒されながらも今後の学習へ向けての大きな刺激になりました。
最後になりましたが、このような機会を与えて下さいました玉田教授、医局の先生方に深くお礼を申し上げます。


 

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