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RSNA2013学会報告記 福永健志

北米放射線学会(RSNA)が12月1日から6日間、『The Power of Partnership』をテーマに開催され、今回私も参加させて頂きましたのでご報告します。

日本から15時間。飛行機から降り立った瞬間、日本とはまた違う冷気と匂いにつつまれ、シカゴに来たことを実感しました。シカゴに来るのは初めてだったので、見るものすべて新鮮で、胸が躍る想いでした。

そもそも私は、卒後一年目の研修医です。そんな私がRSNAという世界的な学会に参加させて頂けることとなった経緯としては、放射線科(画像診断)の先生方は教育熱心で、学生の頃から読影室にお邪魔していた関係があったからでした。その中で放射線科(画像診断)のローテートと学会のタイミングが重なりこのチャンスを逃す手はない!と感じ参加させて頂きました。

シカゴの街中はRSNA専用のバスが行きかい、学会会場であるマコーミックプレイスには各国から集まった人があふれ、その熱気に圧倒されました。学会経験もあまりなく、そもそもRadiologyに精通していない私にとっては最先端の知識や技術は難しいものばかりでしたが、それでも世界中のRadiologistに混じって、電子辞書を片手にEducationのポスターを閲覧した経験は忘れないと思います。普段過ごしている日本からの発表も、数多く目につきました。誇らしい気持ちになるとともに、日々の業務とはまた違った、世界に発信していく重要さを感じました。それを続けていくことで世界とのつながりができ、今回のテーマであるThe Power of Partnershipが生まれていくのだと感じ、そしてそれを肌で感じることができる環境に感謝しました。

最後になりましたが、このような機会を与えてくださいました伊東教授はじめ、1週間『川の字』で寝させていただきました玉田准教授・山本医長、医局の先生方には本当に感謝申し上げます。今回の学会参加によって、自分の視野を広げる事ができました。モチベーションを高く持ち続け、これからの医療界に貢献できればと思います。


 

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