中国・四国地方初開設

 



 

 

大動脈瘤とは?

 

 大動脈瘤は近年増加して来ている疾患です。一番恐ろしいのは大動脈瘤の破裂による大量出血で、これによって年間に多くの人たちが命をおとされています。ですから、大動脈瘤で一番大切なことは、破裂する前に発見して治療することです。
 

 

どうして大動脈瘤は出来るのですか?

 

 多くは動脈硬化が原因です。高血圧、喫煙、糖尿病、高脂血症、肥満などは動脈瘤の促進因子(出来やすくする)となります。他にはマルファン症候群など特殊な疾患を原因とした大動脈瘤もあります。
 

 

どんな症状があるの?

 

 大動脈瘤の多くは無症状です。症状がある場合には、腹部大動脈瘤では腹部膨満感(お腹が張った感じ)、胸部大動脈瘤では嗄声(声がかれる)などが症状として出ることもあります。しかし、検診のレントゲンや超音波、また腹部の診察で発見される方が多いようです。ですから検診でのレントゲン撮影や医師による診察は早期発見のために重要です。
 

 

どうやって診断するの?

 

 CTやMRIなどの画像診断が、ここ数年著しい進歩を遂げておりますので、非侵襲的(痛くない検査)にほとんどの診断が可能です。出来る限り大動脈瘤センターにおいでいただいた日に検査を行って、その日のうちに大まかな方針を立ててお話しすることを目標にしています。
               

            

 

 

必ず手術が必要ですか?

 

 大動脈瘤の大きさと形によって経過観察で良いか、手術的治療が必要かの判断を致します。手術的治療と言っても近年ではステントグラフトと言って、胸やお腹を大きく開けなくても、カテーテルを使った方法で大動脈瘤の治療を行うことも可能となっています。大動脈瘤の位置と形によっては、積極的にステントグラフト治療をお勧めします。
 

 

 ・手術になった場合

 

 我々の仲間が開発して世界的に有名となった小切開腹部大動脈瘤手術(MIVS) など、患者さまの身体に優しい手術を多用して、良好な成績で手術を行わせて頂いています。
                
 

 

たくさん輸血が必要ですか?

 

 当院ではご自分の血液だけで手術を行う自己血輸血に力を入れています。予定手術であれば術前に約 1ヶ月かけてご自分の血液を貯めておいて(自己血貯血)、手術の時にその血液を使用する方法です。手術の種類にもよりますが、貧血のない方で通常の体格の方なら、自己血貯血ができれば、腹部大動脈瘤で95%以上の方が無輸血 (同種血輸血回避手術)で手術を終えることが出来ています。
                 
 

 

交通のご案内

川崎医科大学附属病院大動脈瘤センター

川崎医科大学附属病院

TEL(086)462-1111(代表)

内線 82200(外科)



 
手術風景
 
   
 
   
   

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