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診療概要

更新 : 平成28年2月29日

岡 三喜男

部長(教授)

岡 三喜男

Mikio Oka

専門分野

呼吸器疾患一般、胸部腫瘍(とくに肺がん)、がん化学療法、胸部画像診断、呼吸器感染症の診断と治療、アレルギー一般

認定医・専門医・指導医

日本内科学会認定内科医・指導医、日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医、日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医・指導医、日本臨床腫瘍学会暫定指導医

出身大学

長崎大学 S54.3 卒業

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フロア案内

≪外来≫循環器・呼吸器センター外来 3階(32)

≪病棟≫循環器・呼吸器センター病棟 9階

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多彩な呼吸器疾患に対処する「呼吸器の総合内科としての役割」を担っています。呼吸器は生命維持に欠かせない酸素を外から取り入れています。このため肺や気管支は外気と接しているため、呼吸によって細菌やウイルスを含めた多くの異物を吸入しています。その結果、ヒトは常に多種多彩な「気管支炎」「呼吸器感染症(肺炎など)」「喘息などのアレルギー疾患」を発症する危険に曝されています。最近話題になっている「新型インフルエンザ」や「アスベスト(石綿)関連疾患」はその典型例です。

喫煙や大気汚染によって「肺がん」や「肺気腫」を始めとする生活習慣病が発生し、とくに肺がんは悪性新生物による死亡原因の第1位になっています。時代の変遷と共に原因不明の肺線維症、睡眠時無呼吸症候群、薬剤性肺炎などの呼吸器疾患が増加傾向にあります。

最新の知識と機器を駆使して、診断と治療にあたっています。最新の細径胸腔ビデオスコープ、超音波気管支内視鏡、呼気中一酸化窒素測定器、肺がん免疫療法(ワクチンと抗体)を導入しました。

科のモットー

当院呼吸器内科は、呼吸器病を総合的に診る内科として機能しています。外来診療は終日外来を堅持し、各疾患に対し専門医師が対応する専門外来を設置しています。疾患の予防と管理については「禁煙外来(予約制)」、「感染症外来」、「喘息・アレルギー・肺気腫外来」、「咳外来」を行っています。難治で急増している肺がんについては、「セカンドオピニオン」、「肺がん免疫療法(ワクチンと抗体)」、部長外来で最新の診断と治療を含めご相談に対応しています。入院診療は、毎夕の新患カンファレンスとCT読影会、朝夕の診療グループ回診で「こまやか全員診療」を徹底しました。

肺炎の分子生物学的手法を用いた迅速診断、極細気管支内視鏡、超音波気管支内視鏡による肺がんの診断、肺がん免疫療法(ワクチンと抗体)、平成21年春から定位放射線治療ができる新兵器が登場しました。当院の最大の特徴は、各診療科の強い連帯と全人的医療です。呼吸器疾患についても隣接の呼吸リハビリテーション施設など例外ではありません。呼吸器外科医と放射線科医との合同カンファレンスで呼吸器総合診療を実践しています。「患者さんの現在と未来」をしっかり見すえた「こまやか診療が、私たちの診療理念」です。


受診の際のお願い

禁煙外来と肺がんのセカンドオピニオン外来は完全予約制のため、受診前に予約センターへご連絡ください。肺がん免疫療法(ワクチンと抗体)は完全予約制です。

関係する症状

  • せき
  • たん
  • 血たん
  • 息切れ
  • のどの違和感
  • 発熱
  • 胸の痛み・不快感
  • いびき、眠気
  • 胸部レントゲン写真・胸部検診での異常

治療・診断している主な病気

かぜ、インフルエンザ

一般的に咳、のどの痛み、鼻汁があり、インフルエンザでは高熱、関節痛、筋肉痛を伴います。


急性・慢性気管支炎

頑固な咳と共に、ときには黄色たんが出ます。とくに喫煙者は、常に慢性気管支炎と隣り合わせにいると考えてください。


肺炎、肺結核、胸膜炎

咳、痰、発熱、胸痛が主な症状ですが、高齢者では食欲不振や倦怠感だけのこともしばしばです。しつこい咳は早めに受診してください。肺炎予防に肺炎球菌ワクチン接種を推奨しています


ぜんそく(喘息)

夜間や早朝の咳、発作的な息苦しさが典型的です。のどがヒューヒュー・ゼーゼー鳴ることもあります。


肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患(COPD)

喫煙者で最近息苦しく感じたら危険信号です!早めに受診してください。同時に禁煙外来を受診することをお勧めします。


肺がんなどの悪性疾患

最も恐れられている悪性疾患(がん)です。最近は胸部CT検診で早期に発見されるようになりました。肺がん免疫療法(ワクチンと抗体)を導入しました。


間質性肺炎、肺線維症

頑固な咳、息苦しさがあります。いろいろな薬の副作用でも間質性肺炎がおこります。


じん肺

粉じんを吸入する仕事に従事している方はご注意ください。


石綿(アスベスト)関連疾患

いま社会問題になっている病気です。10年から40年以上前に吸入した石綿でおこります。胸膜炎、肺がん、悪性胸膜中皮腫の原因となります。細径胸腔ビデオスコープが胸膜炎の診断に威力を発揮します。


アレルギー性肺疾患

普段服用している薬でおこることもあります。


気胸

突然の息苦しさと胸痛が特徴です。


縦隔疾患

検診異常や胸部圧迫感で発見されます。


呼吸異常、呼吸不全

息苦しさを感じたら早めに受診してください。


睡眠時無呼吸症候群

いびき、昼間の眠気、目覚めが悪い方はご注意ください。


禁煙指導

タバコは、害あって益なし!早めに受診されることをお勧めします。


その他の呼吸器疾患

禁煙外来と肺がんのセカンドオピニオン外来は完全予約制のため、受診前に予約センターへご連絡ください。肺がん免疫療法(ワクチンと抗体)は完全予約制です。

特徴・特色

呼吸器疾患の総合内科として呼吸器疾患全体を網羅する診療体制を整えています。各種疾患毎に熟練した呼吸器内科医を配置し、治療にあたっては呼吸器外科放射線科(治療)リハビリテーション科医との連帯診療を行っています。「肺がん」「感染症」については全国的にも指導的立場にある専門医が、患者さんや一般病院からのあらゆるご相談に応じ適切な診断と治療を行います。

最新の画像診断装置、治療機器、非侵襲的な分子生物学的診断機材を完備して呼吸器疾患の予防から治療まで、診療科や職種の壁を越え全員一丸となって取り組んでいます。

実績(平成27年1月〜12月)

肺癌 約350例
肺炎 約130例
肺抗酸菌症 約40例
睡眠時無呼吸症候群 約40例
間質性肺炎 約30例
気胸 約25例
気管支喘息 約15例
COPD 約15例
(気管支内視鏡検査 約300例)

主な医療機器・設備の紹介

細径胸腔ビデオスコープ

細径胸腔ビデオスコープ

局所麻酔で行うことができ、胸水、胸膜炎、アスベスト関連疾患(中皮腫など)の診断に極めて有用です。

超音波気管支内視鏡

診断が難しい胸部リンパ節の生検が内視鏡で可能となりました。

専門外来


禁煙外来

完全予約制で禁煙指導を行います。


肺がんの診断と治療に関する「セカンドオピニオン」と「肺がん免疫療法(ワクチンと抗体)

午前または午後に完全予約制で専門医がご相談に応じます。


感染症専門外来

感染症一般、院内感染、院内感染対策について、毎日、専門医がご相談に応じます。


肺炎予防

肺炎球菌ワクチン接種を推奨しています。


喘息・アレルギー外来

アレルギーの診断と経過観察に威力を発揮する呼吸中一酸化窒素測定機器を導入し、専門医がご相談に応じます。(診察日は、診療表をご参照ください。)