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診療概要

更新 : 平成28年2月29日

川本 豊

部長(教授)

川本 豊

Yutaka Kawamoto

専門分野

新生児学

認定医・専門医・指導医

日本小児科学会専門医、日本周産期・新生児医学会新生児暫定指導医

出身大学

岐阜大学 S57.3 卒業

フロア案内

≪外来≫小児医療センター外来 4階(41)

≪病棟≫小児医療センター病棟 12階

フロア紹介はこちら

近年、本邦では少子化傾向にある中で、低出生体重児は増加傾向にあり、小さく生まれた命でも後遺症なき生存を目指す新生児医療の充実がますます重要になっています。当院は、平成16年2月に新生児科を開設。12月には新生児センターを12階南病棟へ移転させ、周産期体制の充実と温かい新生児医療を目標に臨床を実践してきました。平成19年6月からは新たなスタッフで新生児科は再スタートし、産婦人科小児科小児外科をはじめとする他科とも連携することにより、誕生したすべての命が胎児期より健全な環境のもとで育まれ新生児、乳幼児そして小児、青年、成人となり、その家族とともに輝く人生を送れるよう全人的な総括医療を目指したいと考えています。

科のモットー

最先端かつ赤ちゃんに優しい全人的医療です。

関係する症状

当院新生児センター退院児、院外施設、開業医さまなどからご紹介いただいたハイリスク児(紹介状をご添付いただけますと幸甚です)や、超低出生体重児(出生体重1000g未満児)を対象に発達追跡、相談、療育相談、就学など9歳あるいはそれ以後まで追跡予定です。発達相談が必要なお子さまについては、その都度次回受診日を指示させていただきます。

治療している主な病気

新生児(生後1か月以内)の外科的治療を要する心疾患以外のあらゆる病気に対応いたします。


呼吸障害

一酸化窒素(NO)吸入療法、高頻度人工換気(HFO)療法、D-PAP療法など最新の呼吸管理を行っています。未熟児慢性肺疾患(CLD)の治療経験も多く、CLDの全国調査の研究にも協力しております。


循環障害

先天性心疾患の内科的治療を行います。


感染症

敗血症、髄膜炎などの重症の新生児感染症の診断、治療、フォローを行っています。いわゆる子宮内感染症の診断についても当院の病理部門のご協力により胎盤の検索も含めて行っています。


神経疾患

頭部MRI検査、CT検査、脳波検査はルーチンに院内で施行しています。


先天性奇形症候群、染色体異常

診断、治療をはじめ、家族の精神的サポートも含めたトータルケアを行っています。


新生児外科疾患

当院の担当科とのチーム医療により先天性横隔膜ヘルニア、鎖肛などの小児外科疾患、水頭症などの脳外科疾患の治療管理も行っています。


未熟児網膜症

当院眼科との協力により管理、治療を行っています。


特徴・特色

新生児集中治療(NICU)に特化したベッドサイドオーダリング&データベースシステムを平成19年7月より独自に開発導入し、迅速治療の実現と医療の安全確保を行っています。このシステムは産婦人科、フォローアップ外来ともLANでネットワークを形成しており、出生前の母体情報や退院後の児の発達歴情報ともリンク可能で、周産期、新生児、小児期データベースとして機能し始めており、日本小児科学会が提唱する生育医療の実践、研究に役立つことが期待されます。

新生児搬送は、マンパワーの問題で、現在制限付きですが、週日(土曜日・日曜日・祝日除く)の午前9時〜午後5時までの依頼に対応しています。

専門外来

ハイリスク児フォローアップ研究会をはじめとする、全国的な集まりでの企画、調査などにも参加して最新の情報が診療に役立つよう計画しています。超および極低出生体重児の、3歳、6歳、9歳さらにはその先まで長期の精神運動発達の分析とアドバイスは救命率が向上した現在においては欠かせない存在となっています。年々これらスタッフと内容の充実を目指しています。