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消化管間質腫瘍( Gastrointestinal stromal tumor; GIST )専門外来

更新 : 平成28年6月 6日

1. 川崎医科大学附属病院でのGIST診療体制

当院では、食道胃腸科、消化器外科、臨床腫瘍科、中央検査部、肝胆膵内科、放射線科(治療)が共同でGISTの診断・治療に取り組んでおります。

  • 1) 食道胃腸科:消化管の粘膜下腫瘍に対して、内視鏡や超音波内視鏡を用いた組織診を行い確定診断いたします。診断困難例には、病理組織診断以外にc-kit遺伝子変異解析を併用します。
  • 2) 消化器外科:原発GISTや切除可能局所再発GISTの手術を行います。近年、腹腔鏡下での低侵襲手術で行っております。
  • 3) 臨床腫瘍科:術後再発率の高いGISTに対する補助化学療法、再発GISTに対するイマチニブ、スニチニブ、レゴラフェニブなどの薬物治療を行います。また、新薬の治験にも積極的に参加しております。遺伝子変異解析や薬物血中濃度測定などを行い、個々の患者さんに対応した治療を行います。
  • 4) 中央検査部:イマチニブの有害事象が強い患者さんに対して、有害事象の軽減や至適投与量の確定を目的に、イマチニブの血中濃度測定を行っております。
  • 5) 肝胆膵臓内科:肝転移を伴うGISTに対して、必要に応じて経皮的ラジオ波焼灼療法(RFA)や肝動脈塞栓術(TAE)を行います。
  • 6) 放射線科(治療):症例に応じて放射線治療を併用いたします。

2. GIST専門外来 (担当:山村 真弘)

  • 1) GISTの治療について悩んでいる。
  • 2) 薬物治療の有害事象が強く、治療継続が出来ない。
  • 3) GISTの薬剤耐性で治療薬がないと言われた。

お困りの方はGIST専門外来をご利用ください。セカンドオピニオン外来をご希望の方は、川崎医科大学附属病院 セカンドオピニオン外来を参照ください。

3. GIST患者さんへのメッセ−ジ

当院には、岡山県内だけでなく中四国地区からGIST患者さんが来院されております。
GISTと診断され、治療などでお悩みの方はご連絡ください。

連絡先:川崎医科大学附属病院 臨床腫瘍科 山村 真弘
       〒701-0192 岡山県倉敷市松島577  TEL: 086-462-1111

4. 川崎医科大学附属病院の診療実績(平成28年3月現在)

  • 1) 手術件数
    現在までに消化器外科にて100例以上のGIST手術を施行しています。
  • 2) 切除不能転移・再発GISTに対する薬物治療
    イマチニブ、スニチニブ、レゴラフェニブ、ニロチニブ、その他
    国立がん研究センタ−での新薬の治験にも参加しています。
  • 3) GISTの摘出標本のc-kit遺伝子およびPDGFRα遺伝子変異の解析
    兵庫医科大学 病院病理部との共同研究です。GISTの遺伝子変異解析を行うことにより、GISTの再発予測、分子標的薬の治療効果予測などに役立てております。
  • 4) イマチニブの血中濃度測定
    中央検査部においてイマチニブの血中濃度測定を行い、個々の患者さんに対応したイマチニブ治療を提供しております。
    • <イマチニブ血中濃度測定の意義>
    • ① 十分な服用コンプライアンスが得られていないことが疑われる場合
    • ② 薬物相互作用による血中濃度への影響が疑われる場合
    • ③ イマチニブの治療効果が十分に得られない場合
    • ④ 重篤な有害事象がみられる場合
        このような場合、血中濃度測定が推奨されます。

5. GIST勉強会のご連絡

川崎医科大学附属病院のイベントのご案内をご参照ください。
市民公開講座・勉強会案内」にも随時掲載してまいりますので、合わせてご覧ください

6. GISTに関する治験、臨床研究

GIST研究会 または 稀少腫瘍研究会 のホ−ムペ−ジを参照ください。