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診療概要

更新 : 平成28年4月28日

山口 佳之

部長(教授)

山口 佳之

Yoshiyuki Yamaguchi

専門分野

消化器がん、がん免疫療法、がん化学療法、緩和ケア

認定医・専門医・指導医

日本がん治療認定医機構暫定教育医、日本臨床腫瘍学会暫定指導医、日本緩和医療学会暫定指導医、日本がん治療学会臨床試験登録医、日本外科学会指導医・専門医(認定登録医)・認定医、日本消化器外科学会指導医・専門医(認定登録医)、日本大腸肛門病学会指導医・専門医、日本乳がん学会認定医、日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医

出身大学

広島大学 S57.3 卒業

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フロア案内

≪外来≫臨床腫瘍科 2階・通院治療センター 10階

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新規にリンパ球移入療法を受けようと思っている方へ

活性化自己リンパ球移入療法を受けるみなさんへ(ご連絡 第3報)

平成28年 4月28日
川崎医科大学附属病院
臨床腫瘍科 山口佳之

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先進医療を受けているみなさんへ

先進医療のお取り扱いについて 第2報

平成28年 2月15日
川崎医科大学附属病院
臨床腫瘍科 山口佳之

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先進医療のお取り扱いについて

ご参考: 厚生労働省

http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/kikan03.html

平成27年10月23日
川崎医科大学附属病院
臨床腫瘍科 山口佳之

PDFは こちらから

がん治療の三本柱は手術、放射線治療および化学療法で、外科系医師を中心に診療科別に治療決定がなされてまいりました。進行がん病態は複雑で、既存の診療科の専門性を越えた病気の理解と対処が求められる場合があります。また、難治がんに対する新規治療開発やがん患者さんの心身に対するケアも重要です。臨床腫瘍科は、既存の診療科との円滑な連携のもと、そのインターフェースとなって、がん患者さんの複雑な病態に対処いたします。がんに対する標準的化学療法や開発的化学療法、セカンドオピニオン、緩和ケア、開発的がん免疫療法(H21.6.1更新)などを実施いたします。詳しくは「特徴・特色」をご覧ください。

科のモットー

当科のモットーは、「おもいやり」と「学究心」と「自信」です。

「医療は患者さんのためにあり」、患者さんとご家族の立場になって、思いやりある治療を提供することを基本方針にしています。そのために、わかっていること・いないこと、できること・できないこと、皆さまがお知りになりたい正しい医学的専門知識を常に勉強し、マスターし、わかりやすくご説明して、選択肢を提示させていただきます。

ご自分のため、ご家族のため、皆さまの価値観・人生観からベストの治療法を選んでください。責任持って、サポートさせていただきます。もちろん、おまかせであればそのように、自信を持って診療させていただきます。診療は看護師、薬剤師、心理士、ソーシャルワーカーとのチーム医療で行います。また、地域の病院や診療所との連携も充実しておりますのでご安心ください。

具体的には、

  • がんに対する標準化学療法を安全に正確にご提供いたします。
  • 正確かつ詳細なセカンドオピニオンをご提供いたします。
  • 標準化学療法の終了した方には、免疫療法など新規開発的治療をご提供いたします。
  • 心温かい緩和ケアをもれなくご提供いたします。
  • われわれが皆さまの代わりにご病気を心配し、皆さまとともにがんと闘います。
  • 皆さまと「がんを知り、がんと向き合い、がんに負けることのない社会の実現」を目指します。

関係する症状

おかしいなぁ、がんだったらどうしよう・・・と思ったら臨床腫瘍科へ。

がんの3大症状は狭窄、出血、疼痛です。


狭窄

食べると腹が張る、つかえる、吐く、便がでにくい、便が細いなど。


出血

コーヒーのようなものを吐く、便が黒い、便に血が付くなど。


疼痛

食べると胸にしみる、お腹が痛む、背中が痛む、腰が痛いなど。


そのほか、倦怠感、疲労感、労作時息切れ、体重減少、下肢のむくみ、寝汗など、全身消耗症状があればぜひ、お尋ねください。


治療している主な病気

5大がん(胃がん、肺がん、大腸がん、肝臓がん、乳がん、すい臓がん)、その他の悪性腫瘍、原発不明がん、難治がん。

消化器内科・外科呼吸器内科・外科、乳腺甲状腺外科および放射線科と連携して治療させていただきます。

そのほか、がん性疼痛、胸・腹水症、消化管閉塞、浮腫、呼吸困難、がんに伴う不定愁訴などに対応いたします。

がんワクチンは、東大医科研との共同研究で、H20.11.12開始いたしました。水曜日午前が治療日です。また、活性化自己リンパ球移入療法はH21.6.1開始いたしました。火曜日午前が治療日です。


特徴・特色

標準的がん化学療法

がん化学療法は急速に進歩し、その有効性が多くのがんで証明されています。安全で、有効性の証明された実績あるがん化学療法を、主として外来で実施いたします。さらに、より有効ながん化学療法を開発するため、開発的がん化学療法をご紹介いたします。


セカンドオピニオン

病気の診断結果と治療の選択肢についての主治医以外の医師の意見をセカンドオピニオンといいます。セカンドオピニオンを求めることは、患者さんの当然かつ重要な権利です。専門知識を駆使し、懇切丁寧に、セカンドオピニオンを実施いたします。

セカンドオピニオン外来は予約制ですので、事前にお電話やFAXで地域医療連携室(TEL:086-462-1111 内線22611、FAX:086-464-1166)までお問合せください。なお、医師のご指名はご希望に添えない場合があります。あらかじめご了承ください。


緩和ケア

がん患者さんの有するさまざまな身体的および精神的苦痛に対し、緩和治療をチームによって提供いたします。緩和治療は早期の導入が重要と考えられています。外来でも緩和ケアを提供しますので、お気軽にご相談ください。また、居宅でのケアをご希望の方には、ソーシャルワーカーや地域の在宅療養支援診療所あるいは訪問看護の方々との連携のもと、緩和ケアを在宅で提供いたします。ぜひ、一度、お尋ねください。


がん免疫療法(研究的治療)

体内の異物や細菌、ビールスなどの目印を認識して排除し記憶する仕組みを免疫といいます。がんにも目印があって、免疫ががんの排除に活躍していることが解明されました。この免疫を活性化してがん治療に応用する試みががん免疫療法です。がん免疫療法の多くは、まだ十分な効果が証明されていない開発的研究的治療ですが、体内に本来備わっている仕組みを利用する治療ですから、副作用の少ない、身体に優しい治療として期待されています。再発がん、難治がん、がん性胸水・腹水などを 研究 対象とし、がんワクチン(H20.11.12開始、H24.5.8中断、H25.1.7再開)以下に別記、活性化自己リンパ球移入療法(H21.6.1開始、H21.10.1先進医療認可)を提供いたします。

がんワクチン(※新規受付を開始しました。H25.1.7より)

≪治療内容について≫

  • 完全予約制で、水曜日午前が治療日です。
  • 週に1回、外来で新薬を皮下注する治療です。5週間で5回投与し、6週目にCT検査で効果と安全性を評価します。以上6週を1サイクルとし、3サイクル実施して試験を終了します。原則として、継続はできません。
  • 効果と副作用を調べさせていただくことが目的の研究治療であり、効果を保障するものではありません。
  • 試験前、1,3サイクル後に30ml採血し、研究に使用させていただきます。

≪副作用≫

  • 発熱や注射部の発赤・硬結が見られ、潰瘍に至った方がおられます。このような皮膚反応が出る方で効果が期待できると考えられています。
  • 蕁麻疹(ワクチンと因果関係あり)1例
  • 間質性肺炎(因果関係不明)2例。入院治療で軽快1例、無症状でワクチン継続し自然に軽快1例。
  • アレルギーのある方1例において、ワクチンに併用するお薬で一過性の血圧低下、低酸素血症、意識低下(アナフィラキシーショック)が認められましたが、投与中止によって間もなく後遺症なく回復しました。

≪対象≫(※研究のため、投与対象を限らせていただいています)

  1. 年齢20歳以上80歳以下
  2. 進行・転移・再発の胃がん、大腸がん、食道がん、非小細胞肺がん、乳がん、胆嚢がんで、標準治療が無効の方(標準治療とは:日本や世界で認められガイドラインに掲載されている治療です)
  3. B型・C型肝炎およびエイズ陰性
  4. CT検査で測定可能な1cm以上の病変を有している方
  5. 胸水・腹水や黄疸がなく、外来に歩いて通う体力を有している方
  6. 心臓・肝臓・肺・腎臓・脳などに持病がないかあっても安定しており、機能が十分維持されている方(喘息やアレルギー、間質性肺炎をお持ちの方は対象外です)
  7. HLAという血液型がA-2402の方
  8. 別の治療との併用は認められません。
  9. ステロイドや免疫抑制剤を使用している方は試験に参加できません。

≪費用≫

  • がんワクチン・・・無料(研究費)
  • それ以外の部分は通常の保険診療(例.初診料、検査代など)

≪受診方法≫

  • 上記1、2の条件に当てはまれば、主治医先生にご相談ください。
  • 「がんワクチン希望」と明記のうえ、主治医からの紹介状を下記までメールあるいはFAX、郵送ください。
  • いただいた診療情報を元に、3〜8について主治医とやりとりさせていただきます。その後、HLA測定について連絡させていただきます。
    血液型のひとつHLAの測定は実費となります
    参考:HLA研究所(http://www.hla.or.jp/ がんワクチン用検査適用HLA-Aアリル型有無 ¥6,300/検体)
  • 条件合致が確認されれば受診日程を調整させていただきます。
  • 条件が合致されない場合は、治療に参加していただくことはできませんので、予めご了承ください。
  • HLA-A-24の測定をすでに実施されている方は、結果をご提供ください。その場合再度の測定は必要ございません。

お問合せはこちら

活性化自己リンパ球移入療法

活性化自己リンパ球移入療法は、H21.6.1開始しました。H21.10.1 第2項先進医療技術【先進医療A】「自己腫瘍・組織及び樹状細胞を用いた活性化自己リンパ球移入療法」として認可されました。先進医療は保険承認を目指す研究的治療です。H28.3.31まで、約500例の実績を収めました。この度、先進医療AからBへの変更申請が義務づけられたため、H28.4.1より新規の登録症例は先進医療ではなく自由診療のお取り扱いで継続しています。

≪治療内容について≫

採血によってリンパ球を採取し、試験管内で刺激・教育・活性化してがんを殺す能力を授け、それを点滴でお戻しする治療です。

  • 完全予約制で、火・木曜日午前が治療日です。
  • 原則として、3週間に1回治療し、これを4-6回実施して評価します(1クール)。
  • 1回毎に10-20ml採血します。

≪副作用≫

発熱0.5%。重篤な副作用は経験されておりませんが、未知の副作用が発現する可能性があります。

≪対象≫

20才以上の悪性腫瘍(固形腫瘍)患者を対象とします。

ただし、除外基準の方は対象となりません(H24.4.1更新)。

≪除外基準≫

血液腫瘍、間質性肺炎、自己免疫疾患、B型・C型肝炎あるいはエイズ陽性、ゲフィチニブ、エルロチニブなど新規分子標的薬との併用治療中、ステロイドあるいは免疫抑制剤を常用中、黄疸、入院中、通院困難な状態(酸素吸入が必要、車椅子が必要、認知症の方を含む)、術後の再発予防目的。

≪費用≫

  • リンパ球移入療法・・・費用は、先進医療Aとして継続中の方は1回¥73,100、H28.4.1以降の自由診療の方は1回¥74,300です。
  • それ以外の部分は、先進医療Aとして継続中の方は通常の保険診療、H28.4.1以降の自由診療の方は保険診療との併用が認められませんので10割自己負担です。例)初診料、検査代など

≪受診方法≫

治療をご希望の方は、事前に「活性化自己リンパ球移入療法希望」と明記のうえ、主治医からの紹介状(診療情報提供書)を下記宛てまで郵送ください。折り返し、受診の日時をご連絡いたします。

≪お問合せ≫

お問い合わせは、郵便、メール、FAXにてお受けいたしております。

〒701-0192 岡山県倉敷市松島577
 川崎医科大学附属病院 臨床腫瘍科 山口 佳之 宛

vaccinekawasaki@yahoo.co.jp

FAX:086-464-1134(臨床腫瘍科)

(注意)電話での問い合わせは受付けておりません。

専門外来

特徴・特色」の項目をご覧ください。


消化管間質腫瘍(Gastrointestinal stromal tumor; GIST)専門外来

川崎医科大学附属病院は、中四国地区で唯一のGIST研究会運営委員施設としてGIST専門外来をしております。


お問合せ

メールまたはFAXでお願いします。

vaccinekawasaki@yahoo.co.jp

FAX:086-464-1134(臨床腫瘍科)

〒701-0192 岡山県倉敷市松島577
 川崎医科大学附属病院 臨床腫瘍科 山口佳之 宛

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