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診療概要

更新 : 平成29年10月1日

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フロア案内

≪外来≫画像診断センター2
2階(21)

≪病棟≫放射線科病棟 13階

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画像診断は体の外からではわからない体内の状態を画像化することにより、できるだけ苦痛なく体内の状態を観察し、病変を見つける診断法です。様々な画像診断法のなかから患者さんの症状や疑われる疾患に適した検査機器を用い検査を行います。撮影された画像は各領域の画像診断専門医師が読影することで、より迅速で的確な診断を行っています。また画像診断の技術を利用して画像支援下に治療や診断を行うInterventional Radiology(IVR)も積極的に行っています。

放射線科はおもに内科や外科など各診療科の依頼により検査・治療を行うことが多いため、各診療科との合同カンファレンスなどを積極的に行い病変の診断や治療方針の決定に貢献させていただいています。

画像診断

画像診断のなかでも当科ではおもに単純X線検査、消化管造影検査、CT検査(コンピューター断層撮影検査)、MRI検査(磁気共鳴画像検査)の画像診断を行っております。画像診断の専門家の最低二人が画像を読影し診断を行っております、それでも診断の難しい症例に対してはカンファレンスで症例提示し、複数の専門医師で評価し、より正確な診断を提供しています。その診断結果は、皆さまが受診された各診療科の医師の手元に報告書のかたちで届けられ、治療方針をたてるために役立てられています。

Interventional Radiology(IVR)

IVRとは、画像診断(X線透視装置、超音波、CT、MRIなど)を施行しながら、主にカテーテル技術、または穿刺術を利用した診断または治療のことです。「画像下治療」や「血管内治療」とも呼ばれています。すなわち体内の状態をリアルタイムに観察しながら、カテーテルや針を血管や肺などの臓器にすすめ,より患者さんに苦痛が少ない方法で病変部の治療を行います。

科のモットー

迅速でかつ正確な画像診断やIVRを行い、各科の先生方の診療の手助けをし、患者さんのQOLを含めた医療に貢献できれば幸いです。また、画像診断やIVRに関する質問などがございましたら、どんな些細なことでもご相談に応じます。

関係する症状

当科は原則的に内科や外科など各診療科に依頼されて検査、画像診断、治療を行います。まずは、症状に合った診療科(他科の内容をご参照ください)を受診され、その後、担当医から当科への受診をご依頼いただくことが多いです。


治療している主な病気

IVRによる治療
  • 良性疾患
    内臓動脈瘤、外傷による出血、消化管出血、喀血、鼻出血、産後出血
  • 悪性疾患
    頭頸部腫瘍、転移性肝腫瘍、肝細胞がん

特徴・特色

全身の多くの臓器や病気を画像で見ることができます。現在、CTが3台、MRIが4台稼動しています。すべての放射線診療医が、全身のあらゆる部位に対する高いレベルの診断能を身につけるため日々画像診断のトレーニングを行っています。とくに胸部、腹部、骨盤部の診断には力を入れております。各診療科と積極的に話し合い(カンファレンス)を行い、連帯診療を行っています。他院からのCTやMRI検査および画像診断のご依頼に積極的に対応しています。


実績(平成27年1月〜12月)

  • CT:27,574件
  • MRI:12,459件
  • IVR:275件


主な医療機器・設備の紹介

CT

CTとは、「コンピュータ断層撮影」のことを指し、X線をいろいろな方向から照射して体を透過したX線のデータをコンピュータで計算して、身体を輪切りにした断面写真を撮影する診断装置です。頭部、骨、胸部(気管支・肺など)、や腹部(肝臓・膵臓・腎臓など)などの様々な病巣を発見することができます。造影剤という薬品を注射して撮影することで、腫瘍の発見や小さな血管の描出も可能となっています。CTでは64列マルチスライスを1台、16列マルチスライスを2台導入し、高速撮影が可能、かつ1mm厚の薄い画像をルーチンで撮像しています。心臓や血管など三次元画像診断においてもより鮮明な画像を得ることができます。また交通外傷などの緊急疾患に対しても速やかに対応し、短時間で全身を撮像し診断・治療に貢献しています。

MRI

MRI(磁気共鳴画像)とは、磁気を利用した撮影装置で、体内の水素原子を画像にする装置です。X線を使用しないので被曝がなく、CTのように横断像のみならず任意の断面を撮影できる特徴があります。体内の様々な病巣を発見することができます。とくに脳神経領域、整形外科領域、消化器科領域、婦人科領域、泌尿器科領域などの病巣、たとえば脳血管障害、脳腫瘍、椎間板ヘルニア、肝臓がん、膵臓がん、腎臓がん、子宮がん、卵巣腫瘍、前立腺がんなどに有効です。さらに急性期脳梗塞を中心とした緊急疾患に対して24時間体制でMRIの撮像を行っています。また従来から使用されている主に血流を評価するMRI用造影剤(CTで用いられる造影剤とほぼ同じ用途です。)に加えて、肝細胞やクッパー細胞といった特定の組織(臓器)のみを造影することができる造影剤も積極的に使用し、肝細胞がんをはじめとする肝腫瘍の診断能の向上に努めています。

専門外来

IVR(Interventional Radiology)とは画像診断(X線透視、超音波、CT、MRI等)を見ながらカテーテル、穿刺針を用いて施行する治療法のことで、「画像下治療」と呼ばれています。IVRは外科的手術に比べて低侵襲性で、全身麻酔を必要としないことからも身体に対する負担が少なく、迅速かつ正確に病気の治療ができるなどの特徴を持っています。

当科では各種がん治療、内臓動脈瘤などの血管病変、リザーバ留置術などの血管系IVRや膿瘍に対するドレナージ術、組織生検などの非血管系IVRを行っています。その他に外傷等による出血性病変に対しても各科と連携を取りながら治療を行っています。