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業務概要

更新 : 平成29年3月14日

センター長

川本 豊

新生児科 部長

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本館棟 12階

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業務概要

少子化傾向にある中で、低出生体重児数は年々増加傾向にあります。とくに出生体重1000g未満の超低出生体重児の全国出生数は約3000名と増加しています。当センターは、平成16年2月から新生児科開設に伴い、「後遺症なき生存」と「温かいNICU」を目指してより一層の周産期・新生児医療の充実を計り、平成16年12月には、現在の病棟が竣工し、移転しました。

平成20年4月からは新生児搬送システムを立ち上げ、地域産婦人科からはハイリスク妊婦のご紹介をいただき、症例数は増加しています。ソフト面では、先端医療の導入を含む治療内容の向上と並行して、病床でも健全な母子関係の確立のため、平成17年7月からカンガルーケアをはじめ、数々のQOLの改善を進めており、その成果は全国学会、フォーラムで発表を重ねています。また退院されたお子さま方の追跡を行うフォローアップ外来から現場へのフィードバックにも力を注いでいます。

特徴・特色

  • 新生児集中治療(NICU)に特化したベッドサイドオーダリング&データベースシステムを平成19年7月より独自に開発導入し、迅速治療の実現と医療の安全確保を行っています。このシステムは産科、フォローアップ外来ともLANでネットワークを形成しており、出生前の母体情報や退院後の児の発達歴情報ともリンク可能で、周産期、新生児、小児期データベースとして機能し始めており、日本小児科学会が提唱する成育医療の実践、研究に役立つことが期待されます。
  • フォローアップ外来と地域保健所の連絡を深めながら、新生児センター入院中からお子さまと家族を通して、退院後の育児を考慮した対応を目指しています。
  • 入院症例に的確なケア、治療が提供できる様に、回診時のみでなく、症例検討、部長からの「ワンポイントレクチャー」を随時行って、診療、看護のレベルアップに努めています。

感染対策意識の充実と成果

NICUではMRSA、ESBLをはじめとする耐性菌へ注意を払う必要があります。常にキャンペーンを行い、スタッフの感染に対する意識を高め、院内感染防止に努めています。


開かれた新生児医療

ご両親への診療内容の説明を行いながら、常に同意に基づいた医療を提供しています。

実績

疾患別患者数(入院)

(重複あり)

疾患名 患者数
(入院のみ)
先天異常 19名
分娩障害(頭血腫含む) 1名
新生児仮死(AP5<7) 6名
低出生体重児 57名
感染症 39名
心疾患 9名
脳・神経疾患 8名
呼吸器疾患 36名
消化器疾患 8名
出血性疾患 0名
腎・尿路系疾患 6名
筋・骨系統疾患 1名
代謝性疾患 6名
重症黄疸 1名
家庭の事情 0名
その他 17名
合計 214名

処置件数

(重複あり)

特殊検査 症例数
人工呼吸 10
気管切開 0
酸素投与 21
光線療法 31
中心静脈輸液 18
抹消静脈輸液 119
手術 9
合計 208

新生児輸送

(*重複あり)

輸送元 件数
総合周産期母子センター 0
地域周産期母子センター 0
病院 5
診療所 27
助産所 1
*他県 0
合計 32

NICU出生体重別入院数

 

  利用人数  
 うち生存  うち
院内分娩数
うち機械的
人工換気
実施数
1000g未満 1 1 1 1
1000g以上〜1500g未満 4 4 4 2
1500g以上〜2000g未満 16 16 15 3
2000g以上〜2500g未満 36 36 29 3
2500g以上〜4000g未満 69 69 43 1
4000g以上 1 1 0 0
不明 0 0 0 0
合計 127 127 92 10

NICU出産週数別入院数

 

  利用人数  
 うち生存  うち
院内分娩数
うち機械的
人工換気
実施数
22週 0 0 0 0
23週 0 0 0 0
24〜27週 0 0 0 0
28〜31週 3 3 3 1
32〜34週 12 12 12 4
35〜36週 24 24 22 4
37〜42週 88 88 55 1
43週以上 0 0 0 0
合計 127 127 92 10