
本学科では、新しい医療技術の進歩に対応できる基礎学力と、生涯にわたる継続的学習能力と習慣を身につけることを目的としています。さらに、長期の臨床実習による医療現場で役立つ実践的知識・技術を持ち、広い視野と良識を備え、人間尊重と患者さん様優先の精神を備えた診療放射線技師を育成することを目指しています。そのために、3年間の養成期間に講義・実験・実習・演習を系統的に効率よく配置し、診療放射線技師試験受験に必要な科目はもちろん、進学や生涯学習にも対応できる科目を短期間に集中して学べるようにカリキュラムを編成しています。
高度な専門知識・技術を修得するため基礎学力の充実をはかる
基礎的な数学・物理学・化学などの講義・演習・実験を配置し、高校時代に履修しなかった科目・知識の補充を図り、文系の人でも後に開講される専門基礎や専門科目の学習が容易になるように工夫しています。また、診療放射線技師のあらゆる仕事には、コンピュータが利用されており、基礎から応用に至るまで、コンピュータに関する授業の充実に力を注いでいます。
専門知識・技術と医療人としての態度を体験を通して学ぶ
豊富な講義と多くの実験・実習科目を設け、実体験として知識と技術が身につくような教育を重視しています。特に、川崎医科大学附属病院を中心とする8ヵ月の長期にわたる臨床実習によって、徹底した実践的知識・技術の修得と医療従事者としての基本的態度の育成を行います。また、プラスアルファの資格として放射線取扱主任者試験合格を目指す人のために選択科目を設定しています。
3年間の学習のまとめと総合力を育成する
臨床実習に加え少人数グループによる卒業研究とその研究発表会を行い、自主的な学習能力と課題を深く探求する研究的姿勢を育成します。さらに、それまで学んできた講義・実験・実習内容を総合的に演習し、国家試験に備えた知識のまとめと問題解決能力を養います。
「医用画像形成学」(1年次)
医用画像の定義を理解し、その役割について学習します。また、医用画像の物理的・科学的な形成理論をもとに、情報(信号)がどのような形成過程によって視覚的な画像に変換されるのかを学習します。さらに、画像の諸特性についても理解を深めます。
X線や超音波による体内情報が治療にとって不可欠であり、正確な画像とその解析が、命を救うことにつながるのです。