| 初期臨床研修 研修プログラム-特色

特色

病気を診るのではなく 人間を診る

当院は、昭和48年の開院以来、ローテイト方式による臨床研修を実施しており、現在の研修制度の先駆者的役割を果たしてきました。当院の目指す医療は、高度な医学知識と技術に支えられた全人的医療、すなわち「病気を診るのではなく人間を診る」という姿勢と高い共感性、人間愛にあふれた医療を具現化できる研修医の育成です。

特色その1 最先端の救急医療

当院の救急科・高度救命救急センターは昭和51年の救急科開設以来、昭和54年には救命救急センターとして、平成6年には高度救命救急センターとして認可され、平成13年度からはわが国で初めてドクターヘリの本格運用を開始し、平成25年にはその出動回数が5000回に到達しました。 救急診療は、小児科も含めた初期救急、二次救急はもとより、近隣県も含めた広域の三次救急医療をカバーしており、研修医は救急科ローテイションあるいは救急外来診療において、common diseaseから多発外傷・重症救急患者を経験することができます。

特色その2 充実した教育プログラム

卒後臨床研修センターでは、研修医が症例レポートを行うモーニングケースカンファレンス、診療に役立つ講義形式のレジデントセミナーなどのさまざまな教育プログラムを研修医と一緒に企画運営しています。また、夏には夏期セミナー「医療と法律」を開催し模擬裁判を体験してもらいます。病院11階にある臨床教育研修センターでは、種々のシミュレータを用いたスキルトレーニングが可能で、年に1回、急変患者に対する対応能力を競う病棟対抗のKAWASAKI CUPが開催されます。

特色その3 大学病院ならではの高度先進医療

当院は特定機能病院に認定されており、また災害拠点病院、地域がん診療連携拠点病院、エイズ治療拠点病院、高次脳機能障害支援モデル拠点病院にも指定され、地域における高度な医療の提供に尽力しています。先進医療としては、泌尿生殖器腫瘍後腹膜リンパ節転移に対する腹腔鏡下リンパ節郭清術、末梢血幹細胞による血管再生治療などが認可され積極的に取り組んでおり、研修では大学病院ならではの高度な医療に接することができます。

泌尿生殖器腫瘍後腹膜リンパ節転移に対する腹腔鏡下リンパ節郭清術


  • 第2項先進医療(56種類)のひとつで実施医療機関は全国7施設で、中国・四国・九州地方では当院のみ(平成26年7月1日現在)。
  • 適応症:泌尿生殖器腫瘍(リンパ節転移の場合及び画像によりリンパ節転移が疑われる場合に限る。)
  • 技術の概要:精巣腫瘍、膀胱腫瘍等の摘出後、追加の化学療法・放射線療法の必要性を判断するために、腹腔鏡を用いて後腹膜リンパ節を切除しリンパ節転移の有無を確認する。切除したリンパ節に腫瘍の転移がなければ、追加の化学療法・放射線療法を行わず、その副作用を避けることができる(厚生労働省ホームページより)。

泌尿生殖器腫瘍後腹膜リンパ節転移に対する腹腔鏡下リンパ節郭清術

泌尿生殖器腫瘍後腹膜リンパ節転移に対する腹腔鏡下リンパ節郭清術

泌尿生殖器腫瘍後腹膜リンパ節転移に対する腹腔鏡下リンパ節郭清術

特色その4 専門医の取得に最適

2017年度より医師の専門医制度が大きく変わります。それに伴い、各診療科の基本領域専門医(日本内科学会、日本外科学会など)の取得要件も見直され、専門的かつ幅広い経験と知識が求められることになり、市中病院での研修では資格を取るのが困難になると予想されます。当院は、内科と外科は臓器別の診療科体制であり、また脳卒中科、リウマチ膠原病科、新生児科など、それぞれの分野を専門とする医師が診療にあたっているため、必要なすべての領域の症例を経験することができ、専門医資格の取得には極めて有利な環境にあります。。

特色その5 恵まれた研修環境

研修医を含め全医師には個別のスペースが用意され、各デスクにはLANが配置されており、インターネットを介して容易に国内外の医療・医学情報を収集することができます。附属図書館には多くの蔵書があり、また契約している海外論文も簡単にdownloadできます。院内には3店の食堂と2店の喫茶があり、売店・書店も利用できます。保育所や育児短時間勤務制度も完備していますので、子育て支援も充実しています。

恵まれた研修環境

恵まれた研修環境

恵まれた研修環境

恵まれた研修環境

恵まれた研修環境

恵まれた研修環境