| 後期臨床研修 研修プログラム(各科専門医プログラム)- 新生児科

研修プログラム(各科専門医プログラム)

新生児科

平成30年度に専門研修を開始する予定の研修医は下記をご覧ください。

※公表されている専門研修プログラムは学会による一次審査を通過したものであり、機構による二次審査の結果、修正・変更がありうることをご承知おきください。

プログラムの特色と研修医へのメッセージ

プログラムの特色
  • 日本の新生児医療をリードしてきた大阪府立母子保健総合医療センター 別ウインドウ で臨床経験を積んだ指導医が、新生児医療に必要な手技、リサーチマインドを直接に一から教えます。
  • 新生児集中治療(NICU)に特化したベッドサイドオーダリング&データベースシステムを独自にプログラム開発しており、迅速治療の実現と医療の安全確保を実現しています。これにより研修医の雑用に関わるストレスを大幅に減らし、臨床のみに専念することができます。
  • データベースシステムは出生前の母体情報や退院後の児の発達歴情報ともリンクし、周産期、新生児、小児期データベースとして機能しており、研修医もケースコントロールスタディを中心とした臨床研究を速やかに行うことができます。
研修医の皆さんへ

新生児医療は、限られた年齢層を扱うので非常に狭い領域の医療と思われがちですが、生まれてくる子の7%が新生児医療の対象になると言われ、患者数の上では決してマイナーな医療ではありません。また、新生児医療の魅力は、以下に集約されます。

  • 全臓器を診られる、病態が無限(疾患数 × 発育・発達段階)であること。
  • 医学的に小児科学、小児外科学、産科学そして集中治療学など多岐に及ぶ知識と技術が修得できること。
  • 真の救命救急医療であること。新生児の多くの疾患が容易にしかも急速に進行し生命に関わる呼吸循環障害につながりやすく、治療に対する許容範囲も極めて限られているので治療にスピードと完璧さが要求されること。
  • 生命の誕生に際して社会的接点が豊富で、また、母と子の絆から始まる健全な人間形成の第一歩に関わることができ社会人間科学としても面白いこと。
  • まだ新しい医学分野であるので未解明な病態が多く、研究でのやりがいがあること。

以上、修得するのに確かに時間と汗が必要で、責任も大きいのですがとてもやりがいを感じる医療です。ご存知のように、当院の新生児医療自体はまだ産声を上げて間もない“赤ちゃん”です。この赤ちゃんが大きく成長し、社会に貢献できるようにするために、是非諸君の情熱と能力を貸してください。一緒に、無限の可能性にチャレンジしましょう!

研修プログラム

モデルコース(個人に応じたオーダーメイドあり)
新生児医療臨床コース 小児科臨床コース
3年目 新生児医療後期臨床研修(NICU) 小児科後期臨床研修
4年目 小児科後期臨床研修 新生児医療後期臨床研修(NICU)
5年目 小児科後期臨床研修 小児科後期臨床研修
取得資格 小児科専門医受験資格 小児科専門医受験資格
6年目 新生児医療専門研修 小児科専門医研修又は大学院
7年目 新生児医療専門研修 小児科専門医研修又は大学院
8年目 新生児医療専門研修 小児科専門医研修又は大学院
取得資格 周産期新生児専門医受験資格

研修実績

平成19年6月に開設された新しい教室であるので先輩はおらず、全て諸君たちに活躍の機会が提供されます。大阪大学医学部附属病院小児科関連施設での国外留学が可能です。

取得できる資格、経験できる症例、手技など

周産期(新生児)専門医取得を目標とします。

資格

初期臨床研修並びに後期臨床研修を終了することで、日本小児科学会専門医、日本周産期・新生児医学会 の周産期(新生児)専門医の受験資格を得ることができます。

経験できる症例、手技

研修症例数の最低ラインを以下に示します。

  • ハイリスク分娩の立会い 20 例以上
  • 健常新生児管理例数 50 例以上
  • 超低出生体重児受け持ち数 2 例以上
  • 極低出生体重児受け持ち数 5 例以上
  • 中枢神経疾患(新生児痙攣など) 5 例以上
  • 重症感染症(敗血症、髄膜炎など) 3 例以上
  • 循環器疾患(PDA 単独を除く) 5 例以上
  • 新生児黄疸の管理 5 例以上
  • 血液凝固異常(新生児DIC など) 3 例以上
  • 先天異常(染色体異常など) 3 例以上
  • 小児外科疾患 5 例以上
技術
  • 超音波を用いた診断技術 20 例以上
  • 気管内挿管 10 例以上
  • 呼吸管理症例(経鼻持続陽圧呼吸除く) 10 例以上
  • 交換輸血 1例以上
  • 胸腔穿刺 2例以上
  • ハイリスク新生児の施設間搬送 20 例以上
その他
  • 剖検数 1 例以上
  • 極低出生体重児のフォローアップ 3 例以上