| 後期臨床研修 研修プログラム(各科専門医プログラム)-皮膚科

研修プログラム(各科専門医プログラム)

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平成30年度に専門研修を開始する予定の研修医は下記をご覧ください。

プログラムの特色と研修医へのメッセージ

特色

皮膚腫瘍・免疫アレルギー性皮膚疾患・難治性皮膚疾患の診療を3つの柱としています。

皮膚腫瘍は、悪性黒色腫をはじめ、有棘細胞がん、基底細胞がん、乳房外パージェット病、ボーエン病などの診断並びに摘出術、植皮術など外科的治療を行っています。悪性黒色腫の早期例ではセンチネルリンパ節生検を行いリンパ節郭清の適応を決定しています。

免疫アレルギー性皮膚疾患には、接触皮膚炎・アトピー性皮膚炎・接触蕁麻疹・薬疹など皮膚症状が主となるアレルギー性疾患及び皮膚筋炎・強皮症・エリテマトーデスなどの膠原病が含まれます。前者では貼付試験・プリックテストなどの検査を行い、原因アレルゲンや原因薬剤を同定するように努力しています。膠原病は全身諸臓器の症状を伴ってきますから、関連する診療科と密な連携を取りながら診療を行います。

難治性皮膚疾患とは比較的頻度の高い乾癬及び比較的稀な水疱症、角化症などの皮膚疾患を含みます。的確に診断を下し、患者さんのQOLを維持することを目標として診療に当たっています。

研修医の皆さんへ

皮膚科では赤ちゃんから高齢者の全ての年齢にわたり、頭のてっぺんから足の先まで、口の中から外陰部まで、皮膚・粘膜に生ずる発疹を診て、的確な診断・治療が行える医師を養成します。必要であれば自ら生検あるいは摘出を行い、研修が進めば自分で病理組織診断ができるようになります。当院にはcommon skin diseasesと呼ばれる頻度の高い皮膚疾患(例えば細菌感染症、真菌感染症など)から慢性疾患(アトピー性皮膚炎、乾癬、膠原病など)、さらに稀な皮膚疾患(水疱症、角化症など)まで全年齢層にわたり多彩な皮膚疾患の患者さんが来院されるので、皮膚科専門医取得を目標とする卒後研修には最適の施設と考えます。初期臨床研修を終了し皮膚科専門医を目指す方、及び初期臨床研修の後内科、外科など他科での研修を行い、その後に皮膚科専門医を目指す方のいずれの方も歓迎します。

研修プログラム

シニアレジデントとして最長6年間まで研修可能です。希望により、さらに3年間チーフレジデントとして研修医の指導に当たることも可能です。シニアレジデント1年目は、「ありふれた」皮膚疾患を的確に診断するための皮膚検査法を修得し、ステロイド剤を中心とした外用剤の使用法をマスターします。また、腫瘍摘出術、植皮術など皮膚外科の基本的手技を学びます。2年目以降は、外来診療、及び検査、手術をこなして専門性の獲得を図ります。また、大学院進学も可能です。

研修実績

これまでに当科から多くのシニアレジデント修了者を輩出しています。

取得できる資格、経験できる症例、手技など

日本皮膚科学会皮膚科専門医の取得が可能です。研修に必要な研修期間は5年間です。

皮膚外科手術を経験できる疾患

有棘細胞がん、基底細胞がんはそれぞれ年間10数例、悪性黒色腫、乳房外パジェット病、ボーエン病はそれぞれ年間数例を経験することが可能です。

修得できる手技

上記疾患の摘出術、植皮術、皮膚病理組織診断学、外用療法、紫外線照射療法、アレルギー検査法