| 後期臨床研修 研修プログラム(各科専門医プログラム)-リハビリテーション科

研修プログラム(各科専門医プログラム)

リハビリテーション科 科オリジナルHPはこちら

プログラムの特色と研修医へのメッセージ

特色

疾病に罹患した患者さんが要介護状態あるいは寝たきり状態に陥らないよう、急性期から身体機能、高次脳機能、呼吸循環器にアプローチする診療科です。

治療の対象となる疾患は、脳血管障害、神経筋疾患、脊髄麻痺、外傷性脳損傷、骨関節疾患、切断、脳性麻痺など多彩で、種々の診療科との連携体制の中でQOLの向上を目指して治療します。高齢化率が増大するに伴って、肺炎や胸部・腹部術後の患者さんのリハビリテーション治療は非常に重要で、早期からアプローチすることで救命率が高くなります。

リハビリテーション科が急性期から他の診療科と一体になって先進的治療を行っている大学病院は数少なく、さらに回復期にリハビリテーション科病棟へ転科して在宅復帰を支援している大学病院は他に類を見ません。

研修医の皆さんへ

寝たきり状態になりそうな患者さんに対して、どのような筋肉や関節に対してどのような機能訓練を行えば歩行できるようになるのか、心不全や呼吸不全の患者さんにどの程度の運動負荷が安全であるのか、誤嚥のために食事摂取不可能な患者さんに対して、どのようなアプローチを行えば摂食できるのか、などの生活に密着した問題を解決する治療が行える医師を育てます。 当科では、内科や小児科の知識は当然のこと、神経系や筋骨格系の知識を修得することも必須となっています。血圧管理、糖尿病管理をはじめとして、主治医となって治療します。将来開業を予定している医師にとっても、在宅へと往診して、寝たきり状態からの脱却と適切な介護指導ができる知識と技術が得られます。

研修プログラム

シニアレジデントとして6年間の研修、さらにチーフレジデントとして5年間の臨床経験を研鑽することが可能です。途中で1~2年間、教育連携病院へ転勤し、種々の疾患を経験することも可能です。また、途中から大学院へ進学している医師も少なくありません。日本リハビリテーション医学会専門医の取得を目指したプログラムを行っており、リハビリテーション専門医は、シニアレジデントとして3年間の研修後に受験することができます。これまで研修した全ての医師が専門医資格を取得(合格)しています。

研修実績

当科は昭和49年4月に開設され、30年以上の歴史を有しています。リハビリテーション医学講座がある医科大学・大学医学部の中では、最も伝統ある大学の1つです。当科で研修し同門となっている医師の総数は約70名で、学位取得者は23名です。海外留学経験者は、これまでNew York University、Northwestern University、University of Washington、Johns Hopkins University、Sidney Universityなどで研修しています。

取得できる資格、経験できる症例、手技など

  • 日本リハビリテーション医学会専門医(リハビリテーション科専門医)
  • 日本臨床神経生理学会認定医(臨床筋電図)
  • 日本摂食・嚥下リハビリテーション学会認定士

などの資格を取得することができます。

資格取得実績

日本リハビリテーション医学会専門医 38名

経験できる症例
  • 脳血管障害
  • 神経筋疾患(ギランバレー症候群、多発性筋炎、進行性筋ジストロフィー、等)
  • 脳脊髄変性疾患(筋萎縮性側索硬化症、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、等)
  • 脱髄性疾患
  • 脊髄損傷
  • 脊髄梗塞
  • 外傷性脳損傷
  • 骨関節疾患
  • 骨関節外傷
  • 切断
  • 脳性麻痺
  • 嚥下障害
  • 関節リウマチ
  • 自閉症
  • 高齢者の肺炎等(廃用症候群)
修得できる手技
  • 嚥下内視鏡検査
  • 嚥下造影検査
  • 臨床筋電図
  • 神経ブロック・ボツリヌス療法