| 後期臨床研修 研修プログラム(各科専門医プログラム)-耳鼻咽喉科

研修プログラム(各科専門医プログラム)

耳鼻咽喉科

平成29年度に専門研修を開始する予定の研修医は下記をご覧ください。

プログラムの特色と研修医へのメッセージ

特色

耳鼻咽喉科では耳、鼻副鼻腔、口腔、咽頭、喉頭、気管及び食道における様々な疾患を扱います。この領域には、聴覚、平衡覚、嗅覚、味覚等を感知する感覚器や、コミュニケーションに必須である音声・言語を発生する発声・構音器官、さらに生命維持に必須な呼吸機能や摂食・嚥下機能が含まれます。これらの機能は、生下時から人が生きていくために必須な機能であり、耳鼻咽喉科領域の疾病に関しては年齢や性別を問わず人の生涯に寄り添い、外科・内科の両面から治療に携わることで「生きること」を支え、人々の幸せを築くことが、耳鼻咽喉科・頭頸部外科医の使命といえるでしょう。少子超高齢化社会に突入した現在、我々が果たすべき役割はより大きくなっています。
 取り扱う疾患は、めまい、アレルギー性鼻炎などの内科的疾患から、真珠腫性中耳炎、副鼻腔疾患、音声障害などの手術的加療を要する疾患、集学的治療を必要とする頭頸部腫瘍(喉頭癌、咽頭癌、舌口腔底癌、唾液腺癌など)、さらに睡眠時無呼吸症や嚥下障害など関連他科との連携を要する疾患など多岐に渡りますが、当科には各分野を専門とする指導医が揃っており、新専門医試験に合格できるように丁寧に指導します。

研修医の皆さんへ

初期研修を終了した皆さんは、幅広い守備範囲の知識と技能を持ち、広く国民に信頼される有能で心優しい医師への道を歩き始めています。
 超高齢社会の日本では耳鼻咽喉科専門医は全国的にまだまだ不足しており、我々は皆さんを必要としています。当科では、科学的思考に基づいた診療ができ、1) 正確な診断能力 2) 最適な治療を選択する判断力 3) 最適な治療を行う高度な技術の3つを兼ね備えた耳鼻咽喉科専門医を全力で育成します。

研修プログラム

シニアレジデントとして最長6年間まで研修が可能ですが、専門医受験資格が取得可能な4年間で専門領域全般の研修を行っていただきます。(専門研修新プログラム参照)
 医学教育の原点は臨床の現場にあることから、第一線医療から最先端医療まで幅広い疾患を満遍なく経験していただきます。外来診療はもちろんですが、積極的な執刀の機会を準備します。経験した手術は動画編集し、術後カンファレンスにおいて供覧することで複数の指導医からアドバイスを受けとるとともにライブラリー化して自己研鑚を積んでいただきます。
  また、高い専門的知識の習得の一環として指導医の下で学会発表や論文作成を行っていただきます。
 さらに希望により大学院への進学や関連病院での研修も可能です。

研修実績

これまでに当科で研修を行った研修医の多くは 耳鼻咽喉科専門医として各地で活躍しています。 大学院卒業学位取得者も多数出ています。現在は7名のシニアレジデントが在籍しており、日々研鑚を続けています。留学実績もあり、希望があれば国内外への留学も可能です。

取得できる資格、経験できる症例、手技など

4年間の研修後、耳鼻咽喉科専門医の受験資格が取得できます。さらに当教室には、耳鼻咽喉科専門医・指導医のほか、頭頸部がん専門医、アレルギー専門医、気管食道科専門医(咽喉系)、日本睡眠学会認定医、日本東洋医学会漢方専門医、日本抗加齢医学会専門医、日本体育協会公認スポーツドクタ一等がおり、様々なサブスペシャルティ分野の教育も可能です。希望すればこれらの資格の取得も可能です。

取得できる手技

鼻副鼻腔内視鏡手術、鼓室形成術、内視鏡下中耳手術、頭頸部腫療摘出術、頸部郭清術、頭頸部悪性腫瘍手術(再建術含む)、経口腔的腫瘍除術(ELPS,TOVS)、口蓋扁桃摘出術およびアデノイド切除術、睡眠時無呼吸症の複合的治療、喉頭微細手術、喉頭形成術、嚥下改善手術、誤嚥防止手術など、幅広い疾愚に対応できます。