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センター長挨拶

センター長

当院は卒後臨床研修において30年以上にわたる長い歴史を有しています。川崎医科大学は「良き臨床医」の育成を理念として建学されました。この理念は卒後臨床研修にも一貫しています。 病院設立当初からレジデント教育委員会を立ち上げ卒後教育を実践してきたのはそのためです。 スーパーローテートによる臨床研修を30年以上前から開始し、これまで約1,200人以上の研修修了者を輩出してきました。 到達目標を明示した「臨床研修プログラム」も毎年の改訂を重ねております。 新研修制度を先取りする形で長年にわたって先進的な取り組みをしてきたといえましょう。 優れた臨床研修を実現するために、臨床に強い医師を教員として全国から選抜してきました。 いわゆる「学閥」はありません。 研修医の皆さんは豊富な臨床経験を有し、かつ高い専門性を持つ数多くの教育スタッフから指導を受けることができるのです。 内科を例にとりますと、循環器、呼吸器、消化管、肝胆膵、糖尿病・代謝・内分泌、血液、神経、腎臓と全領域を網羅する専門科がそろっています。 つまり、各科をローテートする間に自然と遺漏なく全領域の診療能力が備わるわけです。

また、救急医療、プライマリーケアにも当初から力を注いできました。 当院の救急科はわが国の大学病院で初めての救急医学講座です。 高度救命救急センターはヘリコプターをも有しています。 初期~三次まで多くの救急疾患を最先端の救急医療の現場で研修できます。 救急医療の実務に就きながら、専門医の指導の下で救急医療の基本を身に付けることができます。 小児救急も充実しており、小児から成人の全ての救急疾患を経験することができます。 平成18年4月には全国で初めて脳卒中診療部門として「脳卒中科」が新設されました。 経静脈的線溶療法、マイクロカテーテルを用いた超選択的経動脈的線溶療法、局所低温療法等、専門性の高い診療を展開し目覚ましい実績をあげております。

このように、当院は大学病院ならではの高い専門性を有しながら、臨床重視の一般病院の良さも兼ねそろえているわけです。 すなわち、高度先進医療を展開する大学附属病院であると同時に、地域に密着したプライマリーケアと救急医療を活発に行っており、「広くかつ深い」研修が可能なのです。 さらに、2年間の初期臨床研修の終了後も、より専門性の高い研修を希望する方にはシニアレジデントとして後期臨床研修を継続することが可能です。 各科毎の専門後期臨床研修プログラムに加えて、臨床腫瘍医、感染症専門医等の特色あるプログラムを用意しています。 各領域の認定医、専門医取得を積極的に支援しており、後期臨床研修期間中に大半の研修医が専門医資格を取得しています。

どのような環境で医師としての第一歩を踏み出すかは、その後の医師人生に大きな影響を残します。 今後はどこで卒後研修を受けたかが問われる時代になります。 私どもは意欲的な若き医師たちを受け止め、その飛躍の出発となりうる優れた研修環境を準備しております。 「良き医師・医療とは何か」を常に自らに問い、診療に没頭している多くの優れた臨床医が皆さん方をお待ちいたしております。 是非我々の仲間に加わってください。