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薬理学教室




教授岡本 安雄
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講師坪井 一人
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助教竹之内 康広
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教育重点及び概要(昨年度の評価と反省)

医療には正確な診断と的確な治療が必要とされることはいうまでもないが、特に治療に際しては、内科系、外科系を問わず、薬物の投与が行われるため、将来医療の仕事に携わる医学部学生にとって薬理学の基礎知識は必要不可欠であり、充分な理解を深めることが必要である。
 薬理学は生体と薬物との相互作用に関する学問であり、薬理学の修得には、薬理学の履修以前にすでに学んできた医学の形態学的部門(解剖学、組織学、病理学)、機能的部門(生理学、生化学)及び寄生虫病学や微生物学などの基礎的知識が基盤となる。これらの知識に立脚して、当教室では薬理学の授業を行い、以下に記すように将来臨床医として的確な薬物療法が行えるための薬理学の知識を習得させる。
 2017年度は、2学年で「生体と薬物」(薬理学総論と薬理学実習)と「薬物治療」(薬理学各論)を、4学年で「薬物治療」(薬理学各論)を担当する。基礎薬理学として、薬物の薬理作用の発現機序、生体内における薬物の動態(薬物の吸収、分布、代謝、排泄など)、薬物の有害作用(副作用)とその発現機序、他の薬物との相互作用、臨床応用などを充分に理解させる。また、医療に従事する臨床医には、これらの基礎薬理学の知識に加えて、臨床薬理学の概念を理解し、かつ臨床薬理学的基礎知識を有することが必須であるので、基礎薬理学の授業に際し、臨床薬理学の基礎についても修得できるように配慮している。薬理学実習は薬理学の概念の理解を深めることを主眼とし、基本的な実習内容と実験手技を選択しており、実習時の討論を通して知識を確実にするように配慮している。

研究分野及び主要研究テーマ

疾患等をはじめとした様々な生命現象を制御する機能性脂質は、膜リン脂質等の代謝反応によって生成され、細胞応答を誘発する脂質メディエーターや膜タンパク質を制御する膜脂質など、生体において重要な分子群である。機能性脂質の生理機能および病態生理機能を分子・細胞・臓器・個体レベルから明らかにし、脂質分子による新しい生体調節機構の解明と確立を目指していきたい。

  • ① 機能性脂質の生理学的および病態生理学的意義の解明
  • ② 機能性脂質を標的とした創薬
自己評価と反省

2016年度は、薬理学教室を担当させていただく機会を得て、多くの教職員の方々の助けを得ながら、薬理学の授業と実習を行った。授業については、授業内容の要点を強調したり、授業内容の理解に必要な情報を学生に示したりする目的でプリントと板書を用いて行ったが、授業評価アンケートでは、おおむね適切であるとの回答を得た。しかしながら、板書の内容が判読困難であったり、ノートを取るために充分な時間を確保できなかったりした場面もあり、今後注意していきたい。  学生が効率よく膨大な薬理学の知識を習得する方策として、4学年の「薬物治療」に中間試験を導入した。試験回数を増やし、試験範囲を分割することにより、学生が復習しやすい環境を提供できるのではないかと考えた。4学年の「薬物治療」の範囲をほぼ3分割して中間試験を2回と期末試験を行った。学生からは試験回数を増加させたことへの否定的な意見はあまり聞かれなかったので、今後も継続して行いたい。

今年度の方策

4月より新たに薬理学教室に加わった教員とともに、教育・研究体制の充実を図りたい。

教育面:

  • ① 現在薬理学の授業時間として与えられている時間数において、上述の「教育重点および概要」に述べた内容を授業あるいは実習を通して学生に修得させるよう努める。どうしても学生に膨大な薬理学の知識を伝達しなければならないが、モデルコアカリキュラムなどを意識した学習到達目標や各授業の位置づけの説明、臨床医学との関連付け、学生の意見を積極的に取り入れるなどしてよりよい授業・実習を目指す。
  • ② 中間・期末・総合試験問題を見直して、学生の理解度を正確に把握できるように努める。
  • ③ 今年度から2学年の「医学研究への扉」に参加し、学生に基礎研究の面白さを伝える。
  • ④ 教育関連のFD・SD会へ積極的に参加し、教育の質の向上を目指す。

研究面:

  • ① 個体・臓器・細胞・分子レベルでの実験系を立ち上げ、少しでも研究成果を発信できるよう努める。
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