助教 後川 潤

 

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【略 歴】

1995年  山口大学理学部生物学科 卒業
1997年  山口大学大学院理学研究科 自然情報科学(生物学)専攻 修了(理学修士)
1997年  川崎医科大学(寄生虫学)助手
2003年  川崎医科大学(微生物学)助手 (任命換)
2007年  川崎医科大学(微生物学)助教 (職名変更)
2011年  博士(医学)取得(川崎医科大学)

【研究内容】

インフルエンザの研究

インフルエンザが毎年流行する理由の一つは、インフルエンザウイルスの遺伝子変異によってウイルスの抗原性が変化するからです。そのため、ウイルスの抗原性に左右されない方法で宿主にウイルスに対する抵抗力を付与することができれば、流行を抑制できると考えられます。私たちは、ウイルスの抗原性の分析やウイルス感染に対する宿主免疫細胞の解析を行って、ウイルスの抗原性変異に対応できる抵抗力を獲得する方法の基礎的な研究を行っています。


HTLV-1関連脊髄症(HTLV-1 associated myelopathy /HAM)の研究


HAMは、HTLV-1に感染した血液中のTリンパ球が脊髄の中に浸潤して炎症を起こし、神経細胞が傷つけられることによって起こる慢性炎症性疾患ですが、その発症機序の詳細はまだよくわかっておらず、根治的治療法も確立されていません。私たちは、HAM発症機序の解明と新規治療法の開発を目標に、遺伝子改変マウスを用いた病態モデル動物を作製して研究を行っています。

【論 文】

1. Ushirogawa H, Naito T, Tokunaga H, Tanaka T, Nakano T, Terada K, Ohuchi M, Saito M.
Re-emergence of H3N2 strains carrying potential neutralizing mutations at the N-linked glycosylation site at the hemagglutinin head, post the 2009 H1N1 pandemic.
BMC Infectious Diseases. 2016. 16:380. doi: 10.1186/s12879-016-1738-1.

2. Ushirogawa H, Ohuchi M
Novel antiviral activity of neuraminidase inhibitors against an avian influenza A virus.
Virology Journal. 2011. 8:411. doi: 10.1186/1743-422X-8-411.

3. Tokunaga H, Ushirogawa H and Ohuchi M
The pandemic (H1N1) 2009 influenza virus is resistant to mannose-binding lectin.
Virology Journal. 2011. 8:50. doi: 10.1186/1743-422X-8-50.