摂食・嚥下障害

摂食・嚥下障害

摂食・嚥下障害とは、食べる、咀嚼する、飲みこむなどすべてを含めた広い概念です。
脳卒中やパーキンソン病、膠原病、腫瘍などのさまざま病気の他、
老化や薬によっても起きることが分かっています。
この障害では

1)誤嚥や窒息、低栄養、水分摂取困難などによる生命の危険
2)食べる楽しみの喪失、が大きな問題となります。
特に「むせのない誤嚥」のある場合には、一段と危険性が高くなります。

従来は、誤嚥によって肺炎を併発した場合には、口から食べることを禁止し、
鼻から胃にチューブを入れるということが頻繁に行われていましたが、
きちんとした評価、訓練の必要性が叫ばれるようになり、段階的に食べる訓練を行ったり、
代償方法などが開発されています。
具体的には、施設によって異なりますが、リハビリテーション科、神経内科、耳鼻咽喉科、
歯科・口腔外科などの医師・歯科医師による診察をもとに、
看護師、言語聴覚士、栄養士、理学療法士、作業療法士、歯科衛生士などによる
訓練がチームアプローチによって行われます。