言語発達遅滞
 何らかの原因により、同年齢の子どもに比べて言語発達の状態が標準より遅れている場合をいいます。こうした言語発達の遅れをきたす要因として、以下のことが考えられます。

@ 聴覚障害
  ことばの入力である聴覚に障害があると、ことばが歪んで聞こえたり、
  音が小さく聞こえるため言語発達が遅れます。
A 対人関係の問題
  代表的なものとして自閉症があります。コミュニケーション能力の発達の遅れに伴って
  相手の存在や言語刺激の関与が不十分で言語発達が遅れます。
B 知的発達の問題
  知的障害に伴う言語発達の遅れで、ことばの理解や語彙の発達の遅れや、
  象徴機能の発達に遅れから言語発達も遅れます。
C 言語学習に限定された特異的障害
  中枢神経系の機能障害が疑われています。
  特異的言語発達遅滞や言語性学習障害、小児失語などがあります。
D 発声発語器官の機能障害
  脳性麻痺や口蓋裂などのように発声発語器官に
  麻痺や形態の異常がに伴って話しことばの障害を伴ってきます。
E 不適切な言語環境
  虐待や2カ国語などの養育環境の問題などで言語発達が遅れることもあります。