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2012年度 川崎医療福祉大学教養講座(医療福祉講座)を開催

2012/06/25

川崎医療福祉大学教養講座(医療福祉講座)

本学では、5月12日(土)〜6月9日(土)にかけて毎土曜日に、全5回シリーズの教養講座(医療福祉講座)を開催しました。今回は、「自分らしく生きるために〜アンチエイジングのホットな話題〜」と題し、5人の講師による連続シリーズ講座として、それぞれの専門の立場から新しいトピックスを交えた解説を行いました。

第1回目は感覚矯正学科の彦坂和雄教授が担当し、テーマは「年をとると脳ではどのような変化が生じているのか」でした。年をとると脳の委縮や機能の低下が生じること、脳の機能に関しては、特に記憶の低下が生じることに触れ、老化の4原則、なぜ老化はおきるのか、加齢に伴う脳機能の変化について、また、記憶に関与する脳部位や低下する記憶の特徴について解説されました。

第2回目は保健看護学科の松本啓子准教授による「いきいきエイジング〜より良い老後をすごすために〜」でした。歳を重ねることについて、どのように感じているか受講者の方々へ問いかけられ、みんなに同じようにやって来る老いとともに歩む人生をいかに楽しみながら、いきいきと過ごすために、サクセスフルエイジング「上手に老いる」ための、キーワード「健康・満足・自己保存・参加・チャレンジ・自負心」について解説されました。

第3回目は健康体育学科の矢野博己准教授が担当し、テーマは「ともに生きる。〜花のいろはうつりにけりな〜」でした。人間の身体の中には、多数の細菌(バクテリア)が存在していて、私たちの身体の中で免疫をコントロールしながら、私たちの健康を守ってくれている存在であることを取り上げながら、ミトコンドリアが、食物から吸収した栄養と酸素から、生きるのに必要なエネルギーを作りだすという重要な働きをしていることなどについて解説されました。

第4回目は臨床栄養学科の三宅妙子准教授による「いつまでも、おいしく食べられるための食生活支援」でした。平均寿命から、衰弱・病気・認知症などによる介護期間を差し引いた寿命である「健康寿命」の大切さを説き、自分らしく、いつまでもおいしく食べられるために、高齢者の栄養評価、何を、いつ、どのように食べたら良いのか、また、口腔機能と口腔ケアについて解説され、受講者の方々には自己評価や口腔内の観察なども行っていただきました。

第5回目はリハビリテーション学科の国安勝司准教授が担当し、テーマは「足腰鍛えて活き活きライフ!」でした。転倒による骨折がきっかけで寝たきりになる高齢者が少なくないこと、また、「老化は足から」と言われているように、足腰から弱るのも事実のため、加齢とともに生じる筋肉の変化、トレーニングの効果、身体の加齢による変化と転倒の関係、健康寿命について説明した後、足腰の鍛え方の実技、転倒の原因となる筋力の衰えを予防するための方法について解説されました。

今回は、すべての講座において受講者の方々から多数の質問があり、アンチエイジングに関する関心の高さがうかがえました。今後もこのような医療と健康に関するテーマを中心に、広く地域社会へ情報を発信していきますのでご期待ください。