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2012年度 大学公開講座を開催しました

2012/10/31

大学公開講座を開催しました

10月27日(土)、2012年度大学公開講座を開催しました。

今年度の大学公開講座は、「思春期のこころと病について−“悩み”と“病”の見分け方とその支援−」というテーマで、川崎医科大学精神科学教室の青木省三教授を講師にお招きしました。

はじめに、思春期の悩みについて解説がなされました。思春期とは、心身ともに大きく変化し、その中で悩みながら成長していく時期であるが、その悩みの一部には、心の病と言ってよいものがあるということを、わかりやすく説明されました。そして、周囲の大人が、この病気の症状としての部分を見落とさず、若者がよい方向に向かうよう応援する必要性を説かれました。

続いて、具体的な事例を交えながら、悩みと病気の関係について解説がなされました。悩み=本人の責任、病気=本人の責任、を超えたものととらえ、実際の症例を基に、周りの大人が悩みと病気の両方の視点を持つことの重要性や、専門家に相談する際のポイントなどが紹介されました。

そして最後に、思春期の子どもの援助として、彼らの気持ちや考えに気付くこと、子どもの話を聞くこと、そして見守る姿勢などの例をあげ、学校や家庭の中で孤立させないよう、周囲の大人たちが連携して支援し、理解していくことが大切であると締めくくられました。

今回の講演会には、約270名の参加者がありました。本学の学生も多数参加し、質疑応答の時間には青木先生との間で活発なやりとりが行われ、思春期のこころと病についての関心の高さがうかがえました。

今回の大学公開講座を通して、日頃私たちが見落としがちな思春期の“悩み”と“病”の見分け方とその支援について、理解を深めることができました。

今後も大学公開講座などの機会を通じて、様々な形で本学から地域社会へ有益な情報を発信し、支援体制の促進を図るとともに、我々自身に課せられた課題の解決に向けての取り組みを継続していく予定です。