卒前教育

臨床実習

対  象

5年生 (OSCE を終了した医学生)

実習期間

2週間

実習内容

以下の日程表のようにクリニカル・クラークシップとミニレクチャーの2本柱からなっています。

  • 医学生が医療チームの一員(学生医師)として実際の患者診療に従事しながら臨床実習を行うものです。
    これを‘診療参加型’臨床実習といいます。
    cf.
    ‘臨床見学型’:医師が行う医療行為を見学するのみです。
    ‘模擬診療型’:実際に患者様と接しますが、その行為は正式にカルテには記載されません。
    ‘診療参加型’:その行為は正式のカルテに記載され、患者の診療に一定の責任を持ちます。 
    (但しカルテには指導医のカウンターサインが必要です。)
  • 指導医(シニア・レジデント)の指導あるいは監視のもとに許容された医療行為を行います。
  • 将来、(プロの)医師となるために必要な態度、価値観、知識および技能を身につけるのが目的です。
  •  
  • ‘患者中心の医療’を、医療面接や診察時に体感する。
  • プレゼンテーションの仕方や問題の解決ヘのアプローチの仕方を学ぶ。

ことです。

評価項目

病歴聴取・身体診察・カルテ記載・症例のプレゼンテーション・臨床医としての態度・患者とのコミュニケーション・医療チームの他のメンバーとの関係などです。

  • 医学生としての自覚を持ち、服装・言動に節度を持つこと。特に患者様や家族への対応には十分配慮すること。
  • 時間を厳守すること(約束を守らないと人からの信頼を失う)。
  • できるだけ多くの患者様と神経徴候をみること。
  • 疑問点は遠慮なく指導医に質問し、確実な知識を習得すること。

「臨床実習の手引き」に記載されているが、以下の点を補足しておきます。

  • 実習には指定した神経内科学の教科書、参考書のほか神経ブロック講義のプリントと神経解剖学の図譜(基礎の時に使用したもの)を必ず持参すること。〈※1〉
  • Clinical clerkshipではモーニングラウンドに参加し常時担当レジデントと行動を共にし、その指示に従うこと。〈※1〉
  • その間の受け持ち患者様については病歴、神経学的所見、検査データ、画像所見をよく把握すること。〈※1〉
  • 実習最終日にミニレクチャーの評価表、自己評価表と神経内科臨床実習の感想を提出すること。〈※2〉

※1:土曜日に1人約10分で要領よく症例をプレゼンテーションしてもらい、それについて口頭試問を行います。
         第二週金曜日に総論(神経解剖と診察法)、各論(神経症候学と代表的な神経疾患)の筆記試験を行います。

※2:評価については、総論および各論の筆記試験、Clinical clerkshipの実習態度、Advanced OSCE、
         受け持ち症例の口頭試問の成績を総合して評価(100点満点)します。