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脊椎・脊髄診療について
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当教室の脊椎・脊髄診療は、日本脊椎脊髄病学会認定の脊椎脊髄外科指導医2名の他スタッフ7名で担当しております。
対象となる疾患は、頭頚移行部から腰仙椎にいたるまでのすべての脊椎疾患に対応しています。

頻度的に多い腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症などの患者さんに対しては、各種の神経ブロック、内服保存治療に抵抗する際は、手術治療を行っています。
特に近年積極的に導入、実施しているのは内視鏡的脊椎手術による低侵襲脊椎手術です。

内視鏡手術

これは非常に小さな皮膚切開で治療可能であり、術後疼痛も少なく優れた方法です。
一般的な腰椎変性疾患は従来の手術方法ではなく、ほとんどの症例で内視鏡もしくは顕微鏡などの光学機器を駆使した低侵襲手術が可能になっています。
このために患者さんの負担を軽減し、入院期間の短縮を図り早期の社会復帰が可能になってきています。
また変性すべり症、再発ヘルニア、不安定脊椎症には、脊髄造影、CT、MRIなどの画像検査を行い、その必要性について十分検討し、金属内固定を併用した脊椎固定術も行っています。
これらの脊椎固定術も可能な限り小切開で行い、神経除圧にあたって切除した椎弓の一部を移植骨として利用するようにして、手術時間の短縮、出血量の軽減をはかり、1~2椎間固定であればまず輸血する必要もありません。

頚椎疾患は頚椎症性脊髄症、頚椎椎間板ヘルニア、頚椎後縦靱帯骨化症などがありますが、局所病態に応じて椎弓形成術、1~2椎間の限局した病変に対しては前方固定を行っています。
これらの疾患においても、椎弓形成の場合、選択的な椎弓形成を顕微鏡もしくは手術用ルーペを使用して手術を行うため、手術侵襲の軽減、手術時間の短縮、手術の安全性向上に繋がっています。

また特殊な病態、疾患として長期透析に伴う破壊性脊椎関節症、関節リウマチに伴う脊椎障害なども金属内固定(スクリュー、ロッド)を使用した脊柱再建術を行います。

さらに大学病院ですので、癌の脊椎転移も問題になることがあります。
癌の脊椎転移では著しい疼痛に加え、脊髄麻痺も生じてきますので的確な判断のもと、癌、腫瘍専門の他科との連携をとりつつ患者さんに最適の治療を行っています。

当教室の特徴として、高度救命救急センターがございますので、脊椎外傷の患者さんも比較的多いのが特徴の一つです。
交通事故、労災事故、スポーツ外傷などで脊椎脊髄損傷が発生しますが、救急専門医と密接に連携し、緊急手術または早期の手術治療、脊柱再建術を行っています。
これにより早期のリハビリテーションの開始、社会復帰が達成できると考えています。
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脊椎・災害整形外科学教授 長谷川 徹
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長谷川教授ポートレート 長谷川 徹 ( Toru Hasegawa )

・川崎医科大学
   脊椎・災害整形外科学教授
・川崎医科大学附属病院
   副院長
   整形外科部長

【 専門分野 】
脊椎・脊髄外科、外傷、手の外科、マイクロサージャリー

【 認定医・専門医・指導医 】
医学博士、日本整形外科学会・整形外科専門医、日本整形外科学会・リウマチ医、日本脊椎脊髄病学会・脊椎脊髄外科指導医、日本整形外科学会・脊椎脊髄病医、卒後臨床研修指導医・岡山地方裁判所専門委員、日本整形外科学会・脊椎内視鏡下手術・技術認定医、日本内視鏡外科学会・技術認定医、日本手の外科学会・手の外科専門医

【 所属学会 】
日本整形外科学会(代議員)、日本脊椎脊髄病学会(理事)、日本手外科学会、日本骨折治療学会、国際整形災害外科学会(Active Member)、北米脊椎外科学会(Corresponding Member)、アジア太平洋整形外科学会(Active Member)、国際腰椎学会(Active Member)、太平洋アジア最小侵襲脊椎外科学会(Board Member)

【 略歴 】
1979年3月 川崎医科大学 卒業
1979年4月 同大学 整形外科 入局
1985年3月 同大学 大学院修了
1985年4月 同大学 整形外科 助手
1986年4月 国立鯖江病院 整形外科 医長
1987年4月 川崎医科大学 整形外科 講師
1992年6月 アメリカ留学 (ウィスコンシン医科大学整形外科)
1997年2月 アメリカ整形外科アカデミー(AOA)International Traveling Fellow
2000年4月 川崎医科大学 整形外科 助教授
2004年6月 ドイツ留学 (カールスルーエ市立病院,ムーナウ外傷病院,ケルン大学)
2007年4月 川崎医科大学 整形外科 准教授
2010年4月 川崎医科大学 整形外科 教授
川崎医療福祉大学 医療技術学部リハビリテーション学科 教授
2011年12月 オックスフォード大学Green Templetom College留学
2017年4月 川崎医科大学附属病院 副院長
   
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代表的著書・論文
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  1. 長谷川 徹(監訳):ネッターの整形外科解剖アトラス(コンサイス版).南江堂、東京、2010
  2. 長谷川 徹(監訳):Bruce Carl Anderson. 原著第3版 プライマリ・ケア整形外来マニュアル.エルゼビア・ジャパン,東京.2008
  3. Toru Hasegawa, et.al.: Lumbar Foraminal Stenosis: Critical Heights of the Intervertebral Discs and Foramina. A Cryomicrotome Study in Cadavera. J Bone and Joint Surgery, 77-A(1):32-38,1995
  4. 長谷川徹(原著):Chiari奇形.今日の整形外科治療指針 第7版,医学書院,東京,2015(印刷中)
  5. 長谷川徹(原著):胸肋鎖骨肥厚症.今日の整形外科治療指針 第7版,医学書院,東京,2015(印刷中)
  6. 福島直美,田中了,長谷川 徹,中島一毅,藤本亘(共著):高カルシウム血症を伴った熱傷瘢痕癌の1例.皮膚科の臨床.56(10);1487-1491, 2014
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