プログラムの特色と研修医へのメッセージ

特色

 子どもの医療は非常に楽しいですよ。小児科は医師のアンケートでは選択して後悔が最も少ない診療科です。小児科医は、純粋な子供たちに日々関わって、小児科を選んだ喜びを実感しています。小児科には様々な分野がありますので、これから小児科医になり総合的な力を身に付けてから後に、自分に合った専門分野を選択できます。最近小児救急医療について関心が高まっています。本学が力を注いでいる小児救急医療を経験することで、挿管などの基本手技を経験でき自信が付きます。また、新生児科小児外科と連携して研修しますので、幅広い疾患に対して高度な研修ができます。大学病院ですから診療設備ばかりでなく研究設備も整っています。非常にバランスの取れた研修が自慢です。

研修医の皆さんへ

 卒後初期臨床研修を終えられたばかりですので、まずこれから3年間は小児科医としての総合的な能力を身に付ける必要があります。小児救急医療にも参加しながら、一般小児科、新生児科小児外科をローテートし、幅広い知識と技能を研修します。その後に専門領域の研修を行います。日本の大学病院では珍しく小児救急医療にも力を入れていますので、急性から慢性、軽症から重症と幅広い疾患構成が特徴的です。一般後期臨床研修ばかりでなく研究にも向いており、幅広いニーズに応えることができます。

研修プログラム

 シニアレジデントとして最長6年間まで研修可能です。希望によりさらに3年間チーフレジデントとして研修医やレジデントの指導に当たることも可能です。前期3年間は、一般小児科、新生児科、小児外科をローテートして総合力を身に付けて、後期3年間はいずれかの専門(感染・免疫、アレルギー、心臓、遺伝、神経、血液、新生児、腎臓、心身症、内分泌)を選択し、高度の知識と技能を身に付けます。希望により、麻酔・集中治療科、放射線診断科、耳鼻咽喉科など3~6カ月単位でローテートすることも可能です。また、希望があれば全員、大学院進学、国内・海外留学の研修も可能です。

研修実績

 これまでに、数多くの優秀な小児科医を育ててきました。多くの指導医が海外や国内の留学経験を持っていますので、希望に応じて興味ある領域への国内及び海外留学も可能です。

到達目標、取得できる資格、経験できる症例、手技など

小児科医として独り立ちできることを到達目標としています。

 小児科専門医(3年目研修終了後)、その後各専門領域の専門医(感染症専門医ICD、アレルギー専門医、小児循環器専門医、新生児専門医、小児神経専門医、臨床腫瘍医、臨床遺伝専門医など)を取得できます。

経験できる疾患

 急性疾患から慢性疾患まで非常に幅広い疾患を経験できます。インフルエンザ、熱性痙攣、てんかん、脱水を伴う胃腸炎、肺炎、脳炎など小児救急でよく見られる疾患ばかりでなく、先天性心疾患、川崎病、不整脈、白血病、先天性免疫不全症、先天代謝異常症、Ⅰ型糖尿病、ネフローゼなど万遍なく研修できます。

経験できる手技

 心臓超音波検査、心臓カテーテル検査、カテーテルインターベンション、気管挿管、中心静脈カテーテル挿入など。