小児科研修プログラム(定員 2名)

 将来小児科を目指す研修医にとって必要な救急医療や麻酔科研修に加えて、新生児科や小児外科など小児を診療するうえで不可欠な幅広い経験を積むことができます。7カ月間の小児科における研修ばかりでなく、さらに、小児科を小児の総合診療科としてとらえ、3カ月間を耳鼻咽喉科、皮膚科、放射線科など自由に選択することができます。将来小児科専門医を目指す研修医に必要とされる基本は、全て効率よく身に付きます。

【責任者】 尾内 一信(小児科部長)
スケジュール
  • ● 内科は、内科8科(血内・神内・肝内・食内・循内・呼内・腎内・糖内)のうち3科を選択
  • ● 選択3ヵ月は耳鼻科・放射線科・形成外科・皮膚科・新生児科・小児科の他、すべての診療科から1ヵ月単位で選択可能

良き小児科医への第一歩 (記:シニアレジデント2年 河野美奈)

記:シニアレジデント2年 河野美奈 私は平成23年に川崎医科大学を卒業し、初期研修として当院の小児科プログラムを選択しました。大学在学中から小児科医を目指していた私にとって、非常に実りのある2年間でした。

 当プログラムの特徴は①初期研修の最初の3か月を小児科からスタートする、②合計11か月間の時間をかけて小児科領域を重点的に学べる、③他科研修中も小児科救急当直に就く、という3点です。

初期研修1年目の最初の3か月間を小児科で過ごし、小児外科・新生児科を1か月ずつ、初期研修2年目に再び6か月間を小児科で研修します。当院の他の初期研修プログラムでは、内科を一通り学んだ後に小児科で研修することが一般的です。国家試験に合格したばかりの4月、医師としての第一歩を憧れの小児科からスタートを切ることでモチベーションが上がりました。小児科の先輩医師・コメディカルスタッフの方々もとてもあたたかく、家族のように指導してくださいました。自分で痛みを訴えられないこどもに対して丁寧に身体所見をとること、ご家族のお話をじっくり聞くことで診察の技術を磨きました。

 また、小児科以外の科を研修している間も小児科救急当直の現場で勉強することができます。上級医の診察を間近で見ながら、重症患者さんへの素早い対応や、患者さんご家族に安心いただける面接方法を学びました。

 初期研修の2年間を通じて多くの症例を経験し、一歩ずつ小児科医への道を歩みました。平成25年の4月に当院小児科に入局し、「医師(小児科)」の名札に重みを感じました。たとえ新人であっても他科の医師からは「小児科医師」として相談を受けます。そんな時、初期研修の2年間で積み上げたものは自分にとって大きな支えになりました。

 まだまだ力不足の未熟な小児科医ですが、一日も早く「良き小児科医」になるべく努力を続けていきます。小児科医を目指す多くの後輩が小児科プログラムを選択し、一緒に働くことができればいいなと願っています。