川崎医療短期大学  寺田喜平
(平成25年度 受賞者)

第3回保育者研修講演会報告

 このたびの第3回保育者研修講演会の開催にあたりまして、川崎医学・医療福祉学振興会平成25年度地域連携・交流助成を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。選考委員の先生方および関係者の方々に厚く御礼申し上げます。
 保育者研修講演会は、川崎医療短期大学医療保育科が地域の保育専門職(保育士・幼稚園教諭・保育行政関係者等)を対象に、川崎学園ネットワークの協力を得ながら、医療保育に関する研修講演会を実施するものです。今回は川崎医療福祉大学特任教授である佐々木正美先生を講師に迎え、平成25年11月19日(火)に川崎医療短期大学体育館において開催しました。当日は保育関係者167名に学生・教職員を加え400名以上が参加する盛会となりました。
 講演の部では、医療保育科創設時に佐々木正美先生にご担当いただいた「医療保育総論」公開講義として「発達障害児に私たちができること‐発達障害のまま、健康に幸福に学び、生きていくことができるように‐」というテーマでご講演をいただきました。佐々木先生には、自閉症スペクトラムの人々への永年の療育経験を踏まえた、発達障害児に私たちができる支援についてご講義いただきました。またご自身の育児経験を踏まえた貴重なお話もいただきました。
 質疑の部では、佐々木先生と参加者との質疑応答の時間をじっくりとりました。会場からは、日々の保育や子育てにおける発達障害児との具体的な関わり方について、数多くの質問が寄せられました。佐々木先生は、ひとつひとつの質問にゆっくり時間をかけて回答されていました。
 今回の研修を通して、子どものみならず大人も含め、発達障害のある人々を変えようとするのではなく、私たち自身が関わり方や社会のつくり方を変えていくことの大切さを学ぶことができました。さらに、子どもたちの保育に携わる地域の保育者の皆さまとの地道な連携・交流活動の必要性を実感した1日となりました。関係各位に感謝申し上げます。


[平成26年1月31日掲載]