独立行政法人国立病院機構 岡山医療センター
津田ひとみ
(平成25年度 受賞者)

第9回岡山小児救急研修会報告

 このたびの第9回岡山小児救急研修会の開催にあたりまして、川崎医学・医療福祉学振興会平成25年度地域連携・交流助成を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。また選考委員の先生方および関係者の方々に厚く御礼申し上げます。
 岡山小児救急研修会は当院が主催し、第9回と回を重ねて開催しております。今回は、テーマを「小児医療における医療の質を考える〜最新の知識と日常ケア〜」とし、平成25年11月21日、22日の2日間で実施致しました。岡山県内と近隣県内の病院の医師、助産師、看護師、その他の職種(救命救急士・養護教諭等)で小児救急に携わる者を対象にしており、小児救急における最新・高度の知識・技術等を習得させ、岡山県内と近隣県内の小児救急医療体制の均質化と向上を図ることを目的と致しました。実施方法は、さまざまな職種の方々の参加を想定し、小児救急現場で最低限必要な知識を得るための講義と救命処置の基礎演習コースである「救急コース」、小児救急の基礎と周産期医療に必要な講義と新生児集中ケア看護の実際の見学コースである「成育コース」、小児救急における救命救急士や養護教諭に必要な知識を得るための講義コースである「救命救急士・養護教諭コース」の3つに分け、希望のコースを選択できるように柔軟に研修プログラムを計画致しました。
 研修生からは、「興味があるコースを選択でき、自主的に学べました」「小児の救急現場で必要な多岐にわたる講義内容でした」「ケースに沿ったトリアージや心肺蘇生法の一次救命処置を最新のガイドラインに沿って演習でき、勉強になりました」などの意見をいただき、研修生にとっても有意義な時間を過ごせたようでした。
 当院は総合周産期母子医療センター、中国四国成育医療機関病院であります。成育医療の使命・役割を再認識する研修になると同時に、今後もこの研修を継続していく必要性を実感致しました。関係各位に感謝申し上げます。


[平成26年4月7日掲載]