川崎医科大学 今村 祐志
(平成26年度 受賞者)

日本超音波医学会第50回中国地方会学術集会

 この度、日本超音波医学会第50回中国地方会学術集会の開催にあたりまして、川崎医学・医療福祉学振興会平成26年度地域連携・交流助成を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。
 日本超音波医学会は超音波関連の学会、研究会のうち最大規模のものであり、超音波に従事する多数の医師、技師および技術者が参加します。今回の中国地方会は、川崎医科大学 検査診断学(内視鏡・超音波)教室の畠教授が会長を務め、平成26年9月6日に岡山コンベンションセンターで開催されました。第50回と記念集会となりましたので、一般演題とともに、特別講演、講習会、ライブデモンストレーション、ランチョンセミナーと多くの企画を行いました。学会理事長の竹中 克先生(日本大学板橋病院・東京大学附属病院)による特別講演「心エコーと聴診あれこれ」、講習会として、基礎領域は甲子乃人先生(東芝メディカルシステムズ)による「試験に役立つエコーの基礎」、消化器領域は飯島尋子先生(兵庫医科大学)による「腹部エコー、ここまでは診てほしい」、循環器領域は岩倉克臣先生(桜橋渡辺病院)による「土壇場の心エコー:せめてこれだけは」、乳腺領域は何森亜由美先生(高松平和病院)による「乳腺エコーの基礎」、泌尿器・産婦人科領域は三塚幸夫先生(東邦大学医療センター大森病院)による「泌尿器・産婦人科領域のポイント」、ライブデモとして、消化器は小川眞広先生(駿河台日本大学病院)、循環器は山田博胤先生(徳島大学)、整形外科領域は中島祐子先生(広島大学)らによる「エコー塾〜これが基本走査のスタンダードだ!」、ランチョンセミナーとして松尾 汎先生(松尾クリニック)による「知っておきたい!血管エコー検査標準化の現況」、北野雅之先生(近畿大学)による「膵疾患診断における超音波の役割〜拾い上げから確定診断まで〜」を行いました、一般演題は44題の演題発表がある活発な討論が行われました。学術集会には426名、講習会には356名と非常に多くの人が参加し、超音波診断の水準向上に役立ったと思われるとともに、医師、技師、技術者の交流も行われました。
 助成のおかげもあり、この学術集会が盛会となり、中国地方の医療機関の連携及び超音波診断に関する知識の普及に役立ったものと思われます。

[平成27年9月1日掲載]