岡山県立大学 沖本 克子
(平成27年度 受賞者)

第7回岡山医療安全研究会について

 第7回岡山医療安全研究会の開催にあたりまして、川崎医学・医療福祉学振興会平成27年度教育機関及び地域社会との連携・交流事業助成を賜り、心よりお礼申し上げます。
 岡山医療安全研究会は、岡山県立大学保健福祉推進センターの研究会として2012年に発足いたしました。地域の医療安全の推進に努めることを目的として、年2回の研究会開催を目指して活動しております。
 第7回岡山医療安全研究会は、2016年3月19日(土)に、「RCA手法を学ぶ!」をテーマとして、丸山雅道氏(岡山大学病院医療安全管理部 GRM・看護師長)を講師にお迎えして開催いたしました。RCA(Root cause analysis:根本原因分析)は、現在米国の医療機関でスタンダードとなっているインシデント・アクシデント報告事例の原因分析であり、対策立案・実施・評価まで一連のプロセスを誰もが実践できるように考えられた手法です。日本国内の多くの病院で、RCAを用いてインシデント等の分析が行われています。第7回研究会では、多くの医療従事者がRCAに関する知識を深め、演習をとおしてその技術の習得を図ることを目的としました。参加希望者が177名と多数であったため、参加希望の全施設から1〜2名の参加者となるよう人数を調整させていただき、無事開催することができました。そして、残りの参加希望者全員が研究会に参加できるよう、2016年7月2日(土)に、第8回岡山医療安全研究会「RCA手法を学ぶ!第2弾」を開催いたしました。
 研究会終了後のアンケートによれば、研修への満足度は非常に高く、「自分の施設でRCAを使って、インシデントレポートを分析していきたい」「もう一度RCAについて研究会を開催して欲しい」などの意見が多く寄せられました。RCA手法に関する研究会の継続は現段階では未定ですが、何らかの形で継続していくことができればと思っております。
 最後になりましたが、理事長をはじめとします公益財団法人川崎医学・医療福祉学振興会の関係各位に、厚く御礼を申し上げますとともに、ますますのご発展を祈念しております。

[平成28年7月25日掲載]