(乳腺)
・問診 | :現病歴(これまでの症状や受診されるまでの経過)、既往歴(これまでの病気)、 家族歴(血縁者の病気)などについてお聞きします。 |
---|---|
・身体診察 | :乳房の視触診、およびその他身体診察。 |
・画像検査 | :マンモグラフィ(乳房のレントゲン検査)、乳房超音波検査、乳房MRI、腹部超音波検査、CT、 PET/CT、骨シンチグラフィなど。 |
・検体検査 | :血液検査(腫瘍マーカーなど)。 |
・細胞および組織診断 | :視触診/超音波/マンモグラフィで病変をみながら、穿刺吸引細胞診、針生検、吸引式針生検を行い、 病理学的に診断します。 |
・治療 | :主な治療について下で説明します。 |
・その他 | :遺伝性乳癌が疑われる場合は、遺伝診療部と連携して診療します。 →遺伝診療部ページ(https://h.kawasaki-m.ac.jp/data/dept_119/dept_b_dtl/) |
・原発乳癌 |
:根治を目指して①手術、②薬物療法、③放射線療法を病態に合わせ組み合わせて行います。 |
---|---|
・進行/再発乳癌 | :根治は非常に困難であり、(1) 生存期間を延ばし,(2) 生活の質(QOL)を高く維持する事を目標に、薬物療法を中心に病勢を制御し、癌と共に生活して行けるようにサポートします。必要に応じて放射線療法、手術を行います。痛みや辛い症状を軽減する緩和治療も積極的に行います。 |