川崎医科大学病理学2

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大腸がん患者さんへのお知らせ

2005年以降に当院で大腸がんの手術を受けられた患者さんへ

 今回我々は、「大腸がんの治療効果を予測する因子についての、病理組織を用いた検討(大腸癌における血管増殖抑制因子vasohibinの発現意義に関する検討)」と題する臨床研究を行います。対象となる患者さんは、2005年1月以降に、大腸がんの手術を当院で受けられ、患者さんから取り出された腫瘍組織(保管検体)を研究に使用することに同意していただいている方です。
本研究に関する検査は、手術で取り出された大腸がんの腫瘍組織を用いて行われます。術後の病理診断が終了した後に、保管検体を使用して、大腸がん組織内におけるvasohibinや関連物質の様子を検索します。その結果は、大腸がんが進行するメカニズムの一部を明らかにするために使用させていただきます。また、研究結果は、手術後の治療方針を決める際の大切な指標となることも期待されます。
 この臨床研究では、患者さんの保管検体が用いられますが、その研究結果が、検討させていただいた患者様御自身の診断および治療法の選択に、新たに使われることはありません。今後、大腸がんの治療を受ける他の患者様の治療方針を決めるための新しい基準になり、医療の進歩につながることが期待できます。
 この臨床性能試験は、当院で保管されている患者様の検体の一部を使用させていただきますので、試験の科学的妥当性と倫理性を当病院の倫理審査委員会で慎重に審査され、承認を受けています。全体で100名前後の患者さんのご協力をいただく予定です。また、本研究の研究経費の一部は、川崎医科大学の教員研究費、平成22年度東北大学加齢医学研究所共同研究費、および中外製薬株式会社より供与された資金よって実施されますが、学内利益相反委員会への申告により利益相反は適正に管理されています。  この臨床研究の結果は、学会での発表等に使われます。しかし、どのような場合でも患者さんのお名前などの個人情報が、当院外へ漏れることもありません。この臨床研究では、個人の秘密は守られ、お名前など個人情報が外部に漏れたり公表されることはなく、研究によって患者さん個人が不利益を受けることはありません。
 本臨床研究の対象になる患者さんは、前回の同意を撤回、拒否することができます。この臨床研究に関して、具体的な研究内容や本件に関して何かご不明な点などがありましたら、いつでもご遠慮なく下記の試験相談窓口にご相談ください。(#633-1)

患者さんは、今回の臨床研究にご自身の保管検体を使用することに対して拒否することができます。その場合には下記の問い合わせ窓口までご連絡下さい。

連絡先:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

病 院 名   : 川崎医科大学附属病院
病院所在地   : 〒701−0192 岡山県倉敷市松島577
病院電話番号 : 086−462−1111(内線44514)
電子メール  : tmoriya◎med.kawasaki-m.ac.jp (◎を@に変換のうえご利用下さい)
主任研究者   : 川崎医科大学 病理学2 教授 森谷(もりや) 卓也